おっさん、どんだけニヤケとんねん!と写真の男に言ってやりたい。2014年の抱負に「今年こそあべなぎさ」と書いたが、TKB52で願いは叶った。クーラーをもらってあべなぎさのサインゲット!! でも…釣果は聞くな! ミナミはチームバトルで1位になった。このおっさんは全く貢献してない。
TKB52決勝に南六郷・ミナミから参戦。受付でクジを引くと席は左舷の胴の間。ウネリが残っていても波の影響を受けにくいので悪くない席だと思っていた。乗船22人の予定だったが、何人かキャンセルが出たようで左舷は9人。オマツリを恐れずに釣れる程度には横の人と間隔がある。ここ2週ほど、30.8センチ、29センチと良型を物にできているし、TKB寸で70センチを安定して超えていたので、撃沈するとは全く考えていなかった。ダイワの審判員とフィーリング船長から大会ルールの説明があり、7時少し過ぎに出航。
TKB52参加船は一度竹岡沖で集合して、大会開始。フィーリング船長は船を10分くらい走らせて南下。カワハギ船団が出来ているポイントの少し北で釣り開始。水深は20メートル弱。まずはホタテ星を付けて、底を30センチから50センチ切ってフワフワ誘いながら様子見。時化後の××を期待していたが渋い。底にオモリを着ければ魚信はあるようだが、大会のときは迷わないと決めているので宙で釣り続ける。カワハギがアタックしてくる気配はなく、餌もほとんど取られない。1匹目のカワハギを手にしたのは開始45分後くらい。サイズは15センチ以下と満足サイズには程遠い。
宙で釣り続ける。2匹目はさらに30分後。サイズがこれまた15センチくらい。大餌&大針で型狙いのはずなのに掛かってくるのは小型ばかり。リミットメイクできたのは11時少し前。これまた15センチあるかなというサイズ。船中、景気のよいアナウンスが続く。27センチ~29センチ級までポチポチと上がっているようなのだが良型はへた釣りの仕掛けを避けているとしか思えない展開。4匹目に釣った22センチが大きく見えたもんなぁ。釣れている人の釣り方を確認すると、中錘を着けて底で勝負していたようだ。でも、宙に固執する。
時間は過ぎていく。沖上がりは13時。12時に早掛け賞が行われている最中に、竿を叩く結構いい手応え。25センチくらいはありそう。中乗りさんに「早掛け賞1人予約済み~」と言ってもらってバラシさないようにと慎重にリールを巻いたのだが…サバフグで「予約キャンセル~」。12時半にこれは尺でしょ!!ないい手応えがあった。確かに尺を超えていたがウマヅラハギで本日終了。カワハギは6匹だけでTKB寸は55センチ。TKB決勝で今季最低記録なんて……気負いすぎてたのかも?
55センチじゃどうしようもないので、表彰式で拍手しながらあべなぎさを遠目に眺めて帰ろうと思っていた。船別表彰式…もちろんかすりもしない。総合表彰式…当然お呼びでない。でもこれで終わらないのがTKB。船対抗チームバトルでなんとなんとのミナミは一等賞。シークールキャリーが人数分船に運び込まれる。運ぶのをお手伝いしているあべなぎさを発見。船長からマジックを借りてクーラー片手に表彰台近くまでダッシュ。あべなぎさにサインをお願いすると快く了承していただけた。本日の釣果はあべなぎさのサイン入りクーラー!! 尺ハギよりもうれしい♪
著者: へた釣り