えっへん♪と自慢気に釣行記を更新できるほど釣りが上手くいったわけではない。むしろフラッシャーサビキという苦手科目を増やしてきたのが実状だ。今年は釣運だけはよい。後半の浅場根魚五目でクエを釣り上げなんとか帳尻は合わせる。美酒佳肴がテーマの釣行でクエなら文句なし♪
▼声も出演版
鴨川太海港に午前2時集合という過酷なスケジュール。ラーク名人に迎えに来てもらって前日夕方には東京を発ち、車内で仮眠をとってから聡丸の受付を目指す。寝不足だと船酔いしやすいので、少しでも寝ておきたいが、人生初の車中泊にテンションが上がってしまったようで、なかなか寝付けず。うつらうつらとしては目を覚ますを繰り返す。車中泊用のグッズは研究してみる価値があるかも。釣り座は船が割り当ててくれ、ラーク名人ご一行は左舷の舳から並びで。舳を譲っていただいて特等席で釣ることに。
全員の乗船が済むとすぐに船は桟橋を離れる。まずはフラッシャーサビキでのクロムツ釣りから。仕掛けは船宿で購入した7本針の物を使った。オモリは150号。船べりにスポンジが巻いてあり、そこに針をセットして投入はゆっくりとオモリから落としていく。7本針なんて扱えるかな?と不安だったが案の定、一投目の回収で仕掛けをグチャグチャにしてしまう。なんとかほどこうとしたのだが、船長からマイクで「新しいのにするか切るかしないと時間がもったいないよ」と発破をかけられる。結局新しい仕掛けに換えたが、夜の船上で長い時間下を向いて仕掛けと奮闘していたせいで船酔いする。胃がムカムカし、集中力を欠き始める。そのせいですぐにまた仕掛けを絡ませてしまう。それを解こうとすると船酔いが悪化しという悪循環。何度か仕掛けを絡ませて得た結論は7本針は無理。針数を4本に減らして釣ることに。
暗いうちは釣れてもクロムツではない魚ばかりで、気持ち悪いのもあって次第に心が萎えてくる。空が白み始め、周りの景色が見えるようになると船酔いがいくらか治まった。ポイントの水深は100メートル前後で深くても150メートルくらい。オモリが着底したら10メートル底を切って50センチ~1メートル刻みで誘い下げてクロムツがサビキに食ってくるのを待つ。サバ短などのエサ釣りならこの誘い方でいいはずだがフラッシャーサビキだとダメなのかな?と悩んでいると、本日最初のクロムツからの魚信があった。30センチくらいのまぁまぁサイズで本命ボウズだけは回避できた。サバかクロムツか分からない魚信がもう一度あって、これまた30センチ級のクロムツを追加できた。クロムツは2匹でフラッシャーサビキの部は終了。仕掛けの取り扱いに苦戦したし魚信もあまり出せなかったため、フラッシャーサビキは苦手かも。
浅場の根魚五目にリレーする。こちらも仕掛けは船宿の物を購入した。オモリは60号で、攻めるポイントは水深10~30メートルくらい。エサは冷凍のカタクチイワシを持ち込んだ。行きの車の中でマハタ・アオハタ・アカハタを釣ってハタ三元を狙うなんて夢みたいなことを言っていたが、一投目でいきなりハタ三元ではない役満を針掛かりさせる。竿がひん曲がり手元まで魚の重量感が伝わってくる。根に巻かれるのが嫌なので最初だけ少し強引に巻き上げると、激しく抵抗してドラグを出される。ドラグを滑らせながらじりじりと底から引き離すと観念したのか抵抗が弱まってきた。海面に現れたのは…40センチくらいのマハタ? 仲乗りさんがタモですくってくださり「モロコ。クエだ」と教えてくれる。クエはハタ科の中で最高級魚。佳肴を求めての釣行にこれほどふさわしい魚はない。浅場の根魚五目は一投だけで既に大満足♪
満足したからといって釣りをやめるはずがない。最後まで美味しい魚を狙って釣り続ける。オモリを30センチくらい浮かせ下針が根の少し上を漂うのが基本のタナ。大きく竿を持ち上げて誘ってゆっくり竿を下ろして魚が飛びついてくるのを待つ。エサがカタクチイワシ1匹と大きいせいか魚信は多くはないが、小型のカサゴが食ってこない分、ハタ類狙いに集中できる。1匹目のアカハタは25センチと少し物足りないサイズ。2匹目のアカハタは30センチ超でしっかり引いて楽しませてくれた。カサゴは2匹だけ釣れた。クエにクロムツ、そしてアカハタ…お鍋に炙り刺し、酒蒸しなど、いろんな料理法で楽しめそうな三目で美酒佳肴チャレンジ4戦目も大成功♪
著者: へた釣り