数より型だっ!! 32センチ以上のを釣ってTKB52決勝に向けてスパルタン買っちゃうもんねぇ~と気合だけはフル充填して臨んだ羽田・かみやのカワハギ船。29センチを釣った。船中最大だった。TKB寸でも76(±1)センチとまずまず。でも、今日一の引きはバラした。最近の俺って残念な子!?
気合フル充填だったのには理由がある。前日、デカッw船長からFacebookにコメントが。いわく「明日、爆かも!?」。毎日、カワハギを追い求めて出船している船長の爆予告。期待するなって方が無理である。数が釣れれば釣行の最大の目標である 「ワンシ-ズンカップ カワハギ部門」の優勝サイズ(32センチ超)が混じる可能性も高まる。優勝賞品は商品券2万円分。スパルタンはキャスティング・日本橋店にて1万8000円(セールで10%OFF)で買えることを確認できているので、新調したスパルタンを手にTKB52決勝に出る自分の姿を妄想してしまっていたわけだwww
本日は片舷10人以上が当たり前のかみやのカワハギ船にしては空いていた。片舷7人。爆予告な上に割り当てが少しくらいは増えるかも。釣り座は左舷の前から3番目。午前中の上げ潮の間は潮先なので悪くない席だと思う。出船前にデカッw船長から残念なお知らせが2つ。「昨日、途中から北風に変わったのでウネリが入らなかった」。時化後の××は期待できないってこと=爆予告の取り消しだった。毎日、カワハギを追い求めて出船している船長の爆予告取り消し。シュ~ンとするなって方が無理である。さらに「今日も横は名人ですよ~」。右隣はステファーノGPの決勝にも残っている名人だった。右舷舳にはY本名人も乗っている。爆予告取り消しな上に割り当てが少しも増えない気がしてきた。
船は竹岡沖へ。最近のポイントである水深30メートル弱あたりから釣り始める。爆予告取り消しってレベルではなく、渋い!! 宙では魚が全く餌にアタックしてきてくれる気配がない。底にオモリを付ければ魚信はあるが、トラギスばかり。型狙いなので、宙で粘って釣り続けることにしたが、カワハギらしき魚信はなし。つらい幕開け。爆じゃなくていいから普通くらいの活性であったほしかった。1匹目は釣り開始から1時間してから。サイズも15センチくらい。背後から「デカッw」というお約束のかけ声が飛んできたが、相手をする元気もなし。
カワハギを追加できずに時間が過ぎていく。次に魚信があったのは10時半ごろ。宙で針を吸い込んだ手応えがあり竿を持ち上げると、竿先ガッと同時に胴まで曲がる。良型!! 巻き上げ始めると何度も竿先をガッガッガッと引きこむ。「タモ~~~~~♪」と叫ぶ。海面に姿を現したのは……良型には違いないが、尺はないなというサイズ。船長にタモ入れしてもらう。一応、計測してもらった。29センチ。デカいにはデカいが、目標まで3センチも足りない。その直後に23センチのをすぐに追加。TKBルールならリミットメイクを達成したが、サイズは67センチ。もう一声ほしい。
そして、それがやってきた。竿を持ち上げた瞬間に海底付近でまず一暴れ。巻き上げ始めても竿を水平に維持するのが難しいほどの抵抗を続ける。ドラグが滑り巻き上げが空転する重量感。喜色満面で「タモ~~~~~~ッ♪♪♪」。これは32センチ超えたんじゃない?という手応え。先週も尺確実?な魚信をバラしているが今回の方が引きの強さも重量感も上回っている。残り7~8メートルだったと思う。最後の足掻きで強く引きこまれた瞬間にフッと軽くなる。バレた。針は戻ってきたので掛かりが浅かったようだ。無念。デカッw船長が「推定32.3センチ」と余計なことを言って悔しがらせてくれる。
その後、24センチのを釣って、TKB寸で76(±1)センチに。数より型だっ!!の満足サイズはクリアした。気にしないはずの数だが、6匹で終了。すぐ横で釣っていたステファーノGP名人は12匹とダブルスコア。Y本名人にいたっては24匹とダブル×ダブルスコア。気にしないと自分に言い聞かせているってことは、気になるってことだね。ホウボウも釣れたし、今季初のイシダイの幼魚も釣れた(かみやの水槽で飼われることになった)し、ステファーノGP名人からカワハギ3匹と特大ウマヅラハギももらった。さらに桟橋にてヤリイカ船に乗っていたI島達人から船上干しまでもらったのでお土産は十分なんだけどね。
著者: へた釣り