真性五目を達成したり、うれしいサプライズゲストありだったりしてすっかりウィリーにハマっている。GW伊豆合宿2012のテーマの1つがウィリーの修行。カイワリ、イサキを相手に腕を磨くつもりだ。初戦はアジとイサキ狙いで宇佐美沖~初島沖でシャクり続けて初戦からクーラー満タンだっ!!
船は伊豆の合宿で必ずお世話になる宇佐美・治久丸。人生初のカイワリ&ヒラメ、人生最大のアジを釣らせてくれた、下手にもやさしい船宿なのだ。5時30分出船なので5時くらいに港に着く。左舷舳が空いていたので釣り座を決める。出船前に気になる情報がいくつか船長からもたらされる。「今年はカイワリまだだね」……え~~~!! ちょっと残念。「ウィリーより餌の方が食いがいいよ」……え~~~!! でも、ウィリー!!
船は宇佐美港を出て、少し走って大崎堤防沖へ。大型のアジで実績のあるポイントだ。「餌の方がいい」のは分かっていても、ウィリーの方が面白いから、へた釣り印のウィリー仕掛けの赤エサダマ付き。エサダマはもともとアジ釣り用なので、少しは効果あるはず。水深25~30メートルで指示ダナは底から6メートル。着底したら3メートル底を切って、コマセを一振り。もう2メートル巻いてもう一振り。あとは30~50センチ刻みでウィリーシャクリ。底から10メートルくらいまで探ってみる。
魚信はすぐにあり、いきなりダブル。どうやらアジには30センチ刻みのシャクリが効果的なようで、静止は2秒くらい。カイワリパターンより静止が気持ち長い感じ。シャクって次のシャクリの準備に入ろうとするとビビビッな魚信が出る。30センチくらいのアジを開始直後からほぼ間をおかずに5匹ゲット。試しに50センチ刻みのスローなシャクリをしてみるとメバルが釣れた。サイズが大きくなかったので、30センチパターンでアジを狙う。ところが……6匹目のアジが遠い。魚信はあるのだが釣れてくるのはメジナばかりで連続で6匹ゲット!! 船長いわく「メジナが来るとアジが追い散らされちゃうんだよなぁ~」。
日が上りきったあとはメジナもアジも魚信が遠のいたので、「イサキやりに行きますよ~」とポイント変更。船は初島沖へ。初島沖にはイサキ狙いと思われる船団ができている。水深は60メートルで指示ダナは底から10メートル。着底したら底を5メートル切って底から20メートルくらいまでを50センチ刻みにシャクる。イサキは群れの上層ほど大物なので、あわよくば30センチ超えを狙って指示ダナより高めを攻める。アジ同様、魚信はすぐに出た。サイズも25センチ級とまずまず。このあとも魚信は続いたのだが、サイズが伸びない。大物狙いよりも数釣りに方針を変更し、ダブル、トリプル、4点掛けありで、気持ちよくしばらく釣れ続く。
本日のサプライズゲストは、底を切った直後に掛かったヒメを無視してシャクリ続けていると…に飛びついてきた。ヒメに食らいつく魚といえば、マトウダイである。人生2匹目。クーラーから尻尾がはみ出していたので1匹目よりサイズアップしたと思う。イサキの食いが落ち着いたらもう一度大崎堤防沖に戻ってアジを狙ったのだが、メジナを1匹追加しただけで終了。下船時に船長に聞くと、アジはやはり「餌の方が釣れていた」らしい。
で、宇佐美沖のウィリー初戦の釣果は、
アジ 5匹(~32センチ)
イサキ 15匹(~25センチ)
マトウダイ 1匹(50センチ)
メジナ 7匹(~33センチ)
メバル 1匹(16センチ)
なぞの魚 1匹(船長によれば美味しい)
著者: へた釣り