前回釣行でいい思いをしたので、カイワリのお刺身狙って館山沖までLTウィリーに行きたかったのだが…波風の予報を見ているとどんどん悪くなる一方。船が出ないってことはないだろうが船酔いが怖いので断念。先週から作り続けているウィリー仕掛けを眺めて、カイワリ爆釣祈願!
金沢八景・一之瀬丸のLTウィリー五目が狙うポイントは水深80~100メートルの沖の根。水深30メートル以浅を狙うイサキのウィリー仕掛けとはちょっと考え方を変えるべきなのでは?という気がしている。ヒントは、エコスカートの使い方を教えてくれた神田つり具の櫻井の店員さんの言葉にあるような……。「東京湾の根魚ならオレンジと白に実績がある」と言っていた。店員さんには攻める水深は100メートルくらいと伝えてあった。
素直なというより、経験値が浅く人の言うことを鵜呑みにして信じるしかないへた釣りはまずは、オレンジと白のウィリー仕掛けを量産する。白はときどき夜光巻きにしてみたり、オレンジは白に寄せてピンク色にしてみたり。でも……よく考えると市販のウィリー仕掛けには必ずといっていいほどグリーンが入っており、これにも魚が喰ってきていたことを思い出してやっぱりグリーンを入れてみたり。ふたを開けてみると「オレンジと白に実績がある」という最初の方針は散漫になり、いろんな色を組み合わせたウィリー仕掛けを作ることになった。
水深が深いのでアピール度をあげた方がいいかもという気がしたので、フラッシャーを巻いたものを多く作った。更にはチモトに付けるビーズ類も夜光にケイムラ、目玉付き夜光、ビシアジで使う赤いエサダマをチモトに付けてみたりと市販の仕掛けにはない、というかそれってウィリーと呼べるの?な仕掛けをたくさん作ってみた。どれにカイワリが喰ってるか楽しみだ。カイワリはアジの仲間なので、エサダマ付きが実は本命だったりするのだが……経験2回の釣りなので使ってみなきゃ分からない。イサキの自作仕掛けはゲストは釣れてもイサキはさっぱりだったという苦い思い出も……。
著者: へた釣り