リールをくださった北海道の師匠にアジの干物を贈ろうと決めて、型狙いのビシアジではなく数を見込めるLTアジを単独釣行。羽田・かみやのショート便を利用した。25センチ級のお刺身サイズから20センチくらいのフライサイズ、15センチくらいの南蛮漬けサイズまで混じって全部で61匹♪
▼声も出演版
かみやでの釣行はJR蒲田駅からの送迎バスを利用するので、いつもよりゆっくり家を出る。気温は、ラッシュガード+Tシャツで暑くもなく寒くもなく。秋というにはまだ最高気温が高すぎる気もするが、酷暑ではないこのくらいの気温の日々が令和の時代の秋なのかも。LTアジの道具1人ぶんだけなので荷物も軽く、汗をかかずに船宿にたどり着く。左舷の大艫が空いていたが、乗船10人で5人のグループがいたので右舷の前から2番目に釣り座を決める。片舷5人ずつで出船。
ポイントは川崎沖の水深15メートルくらいだった。アンカーを入れて釣り開始となる。反応は底気味のようで淳ちゃん船長の指示ダナは「底から1.5~2メートルくらい」だった。50センチ、1メートル、1.5メートルでコマセを振り出し、50センチ巻いて底から2メートルで待つといういつもの釣り方で始めたが、魚信が遠い。周りで魚信を出せている人を観察すると、コマセを振ったらタナでじっくり待っている。タナで20秒以上待ちたくないし、コマセを振ってから勝負が遅いのは嫌い。ならばと30センチ刻みでコマセを振り出し常時仕掛けの周りにコマセの煙幕を作るマシンガンコマセで釣ることに。釣り方を変えるとすぐに魚信があり、25センチ級のお刺身サイズでスタート。
底50センチから30センチ刻みで8~10回コマセを振って巻き上げていく。3.5メートルくらいまでビシを上げているが、この釣り方だとアジが底からコマセを追いかけてくるようで、3メートルくらいで魚信が出ることが多かった。1匹目が釣れてから11投入連続でアジが釣れた。サイズはまちまち。20センチくらいのが続いたかと思うと、竿先プルルであまり引いてくれない15センチくらいの小アジに変わる。中小メインかな?と油断していると、竿先を海面に持って行く25センチ級の迫力のある魚信が急に訪れる。アジ釣りはいろんなサイズが混じった方が料理のバリエーションが増えるので好きだったりする。北海道の師匠に贈る干物は見映えと脂の乗りを考慮してお刺身でも食べられる大きめのアジで作るつもり。
アジの群れが船下に付いた時間帯もあれば、生体反応がなくなる時間帯も。基本はマシンガンコマセでコマセを振って魚信が出るまでを短くする。タナで待っている人に魚信が続く時間帯は、素直に1メール・1.5メートル・2メートルでコマセを振って2.5メートルで待つという作戦に。タナで待った方がダブルも発生しやすいみたいで、ときどきダブルも。なにが悪いのかなぜかトリプルにはならないが、食ってきたアジは掛かりどころがよく、口の硬い部分にしっかり針が刺さっており、海面バラシは全く発生しなかった。移動のアナウンスがある直前まで釣れ続けて最初のポイントで47匹。
反応がなくなってしまったようで、近くを捜索するが船は止まれず。少し南下してストラクチャー周辺の様子を伺うもここでも止まれず、本牧沖まで大きく南下して2個所目のポイントへ。ここでもアンカーを入れて釣った。「頑張ってコマセ振ってね」という指示通り、タナでは待たずに15分くらいコマセを振っていると、このポイントでも始まった。タナで待っても魚信は出せたがマシンガンコマセの方が勝負が早いのでコマセを小刻みに振る。良型のダブルなんてこともあり、淳ちゃん船長が「帰りたくないよ~」というほどに短時間だが調子よく釣れた。このポイントで14匹追加できたようで、アジ61匹♪
著者: へた釣り