釣りに行けてないと運動不足で発症する五十肩。治療のために羽田・かみやからLTアマダイへ。いつもは40センチ超の熟アマダイ狙いを宣言して臨むが、昨年末城ヶ島沖でこてんぱんにされてしまっている。大きな目標を掲げるのは憚られた。ボウズでなければ…五十肩が治れば…良し。
本日も肩の痛みでアラームが鳴る前に起きてしまう。肩が痛まず寝られる体勢はないものかと寝返りを何度も打ったが、鈍い痛みは治まらず。寝直すことはできそうもないのでベッドを抜け出す。ゆっくり身支度を整えて、送迎バスが着くJR蒲田駅を目指すことに。受付番号は9番。週末のかみやにしては空いている。左舷は5人。送迎バスでご一緒したH賀名人と並んで釣ることに。昨年末の反省を踏まえ、テンビンや仕掛けは熟アマダイに色気を出しすぎた物から、ノーマルの物に戻す。五十肩を治すためにゆっくり竿を上下させて誘うことに。
かみやの定番ポイントの保田沖ではなく、剣崎沖の水深100メートルで釣り開始となる。顏だけ怖い船長からの指示は「底を50センチから1メートル切って」だった。オモリが着底したらテンビンに遅れて沈む仕掛けが馴染むのを待って、50センチ持ち上げる。50センチでしばらく待った方がよいときもあれば、竿をゆっくり上下させて仕掛けを動かした方がよいことも。誘い下げた直後に魚信があり、定番ゲストのキダイでスタート。2投目でも魚信があり今度はトラギス。3投目はエサを取られ、4投目はヒメ。4投で三目。へた釣りのアマダイ撃沈パターンの1つ「コレジャナイ五目」な予感。
予感は当たらなかった。5投目からはほとんど魚信がなくなってしまい。操舵室から「生体反応がない!!」と、東京湾のアマダイ船船長たちの嘆きが聞こえてくる。雪解け水が流入したせいか海水温が下がってしまい、魚に元気がないみたい。それでもサイズを問わなければ、船中ポツポツとは本命の顏は見られている。左隣のH賀名人が小型を釣り、右隣の名人は良型をゲット。船長から「両隣釣れてますよ」と発破をかけられるが卦もなしのまま。何個所かポイントを変えてようやく、アマダイかも?な重量感がある魚信が訪れる。暴れっぷりも悪くない。35センチだった。いつもなら中型扱いするサイズだが、この日に限れば貴重な中型。酒蒸しゲット!

ポイントごとでアマダイが好む誘い方が違うのか、中型ゲットの次の投入で、アマダイっぽいようなアマダイにしては迫力不足なような魚信がある。トラギスと一荷で23センチの小型アマダイ。アマダイで連荘は珍しい気がする。目玉が飛び出してしまっていたので松笠揚げ用にクーラーへ。これが本日最小サイズだった。ポニョ呼ばわりされる20センチ以下の幼魚サイズは1匹も混じらなかった。釣ると罪悪感がすさまじいので、針を少し大きくするなど、なるべく釣らない努力はしているが、1匹も釣れなくてよかったような、大撃沈後だけに釣り方がまだおかしいのかもと不安にも。
もう少し良型が欲しいし、数も欲しいと考えるのが釣り人の性だが、釣況はよくならない。操舵室から聞こえてくるアマダイ船船長たちの嘆きは次第に諦めに、そして愚痴へと変わっていった。剣崎沖100メートルのポイントを粘り強く攻め続けていた顏だけ怖い船長だが、見切りをつけて、少し北上し85メートルくらいのポイントに移動する。へた釣りは26センチのキアマダイを1匹だけ追加することができた。最初の数投以降はゲストの種類もを増やすことができず、ムシガレイを追加できただけで「コレジャナイ四目」止まり。釣り始めは違和感があった左肩だが、沖上がりが近づくと痛みを全く感じなくなった。東京湾の海風は体の不調が嘘みたいになくなる万能薬?

著者: へた釣り