夏休みが明けたので宇佐美にプチ遠征してのカイワリ推し活を再開。雨模様で海の中が暗かったおかげか、カイワリは高活性で魚信は多かった。でも、なぜか食ってくるのはオキアミにばかりでウィリーにはほぼ塩対応。オキアミ一粒でこつこつと釣り、12匹。うち10匹が25upお刺身サイズ♪
宇佐美・治久丸の午後船なので8時少し前に家を出る。東京も曇り空ではあったが雨の気配はなし。傘を持たずに出発する。小田原を越えたあたりで雨が降り出す。カイワリは晴天より曇天の方が活性が上がることが多いので小雨なら大歓迎なのだが…宇佐美駅に降り立つと結構な雨脚。駅前にコンビニがあれば傘を買うのだが宇佐美駅前には喫茶店とお弁当屋さんがあるだけ。雨に濡れながら宇佐美港まで徒歩15分。今思えば、レインコートは持っていたのだから駅舎で着ればよかった。船着き場に着いた時には釣る前からこんなにビショビショでどうするのって状態に。
雨の中での準備だったので出船までに釣りの準備はなんとかできたがカメラの準備は間に合わず。初島に向かいながらカメラをセットする。船はまっすぐ初島沖の水深90メートルへ。最も良型が期待できるポイントだ。でも、潮が速すぎて一投しただけで移動のアナウンス。水深60メートルのポイントで釣ることに。移動後4投めで本日最初の魚信あり。8シャクリめだから底から7メートルで食ってきた。オキアミに食ってきたと思われる手応えでサイズも大きくない感じだったので追い食いを狙ったが不発。20センチ級のカイワリだった。やっぱり水深90メートルじゃないと良型期待できないのかな?と思ったが……。
反応は船下から出たり入ったりしているようで仕掛けを入れれば魚信というわけではないが、シャクリ続ける者は報われると信じてシャクる。3投後にちょっといい感じの魚信。竿を水平に戻すのに苦労する感じで尺級かもと内心ニンマリしたが、一番上のウィリーに食ってきていたので引きが強く感じられただけだった。でも、25センチ級のお刺身で間違いないサイズ。続く投入でも14シャクリめだから底から10メートルで竿が海面に突き刺さる魚信。これまた25センチ級。お刺身サイズ2匹確保というミッションは早々にクリアする。
25センチ級でも掛かりどころが良さそうなら抜きあげることが多いが、良型揃いに船長から「タモあるよ、タモ」と注意されたので以降、大事をとってタモですくうことに。この日最大の28センチも釣れて記念撮影してもらえる。尺級は残念な事に混じらなかったが、釣れれば25センチ級のお刺身サイズなので満足度爆上がり。ただし…食ってくるのはオキアミにばかりでウィリーにはほぼ食ってこない。大好きな一荷はダブルが一度あっただけ。ウィリーに食ってきたのは20センチ級でオキアミには25センチ級が食っていた。中型以上のカイワリはオキアミに偏食していたもよう。へた釣りの仕掛けではオキアミ一粒でこつこつ釣ることになる。お刺身級連発に満足しつつも、一荷でひゃほ~いとはいかないので盛り上がりは欠く。
釣っている最中、雨が止んだかと思うと、しばらくすると雨脚が強まったりする。雨具を着たり、冷蔵服を着たり、再び雨具に着替えたりとなかなか忙しい。初島沖60メートルでは最後まで魚信がポツポツと出せてカイワリは12匹。20センチ級の2匹を除くと残りの10匹はお刺身で間違いない25センチ級。沖上がりの40分ほど前にまた雨脚が強まるという予報だったので、港近くのアマダイポイントに避難する。水深は50メートル。シロアマダイが期待できる水深なので誘いすぎないように竿をゆっくり持ち上げると、ちょっといい魚信。小型でもいいからシロアマダイをと期待したが、イトヨリダイ。実はイトヨリダイを釣るのは人生初。
著者: へた釣り