9日間、体力の限界まで釣りまくるぞぉぉおおお!ってなわけで、GW伊豆釣り合宿2012が本日からスタート。GW初日の宇佐美は、汗ばむ暑さ、べた凪、さほど混雑もしていない。こりゃ期待できるかな?と、堤防に立つまでは思っていたのだが……潮干狩りシーズンの干潮はあか~~ん!!
10時の東海道線各駅停車熱海行きに乗ってのんびり釣行。9日間の日程なので最初からあまり気合を入れすぎると、さすがにバテる。宇佐美に到着したのはちょうど正午。駅前の食堂で甘口のカツカレーの大盛り(これを食べるとクロダイが釣れるというジンクスがあったのだが……)を食べる。1時少し前には堤防に立つ!! メジナは30センチまでだがクロダイは出ればデカい、いつもの堤防だ。竿を伸ばす前に海の様子を見てみると……。
う…海に水がない!! 堤防の足元はゴロタがむき出しで10メートルほど投げても水深2メートルくらい……さすがにこれでは、クロダイが入ってこない。しかも干潮時間は15時。さらに潮は引いていくわけだ。釣りにならん……と覚悟はしたが、せっかく伊豆まで来て竿を出さないという選択肢はへた釣りにはない。メジナなら遊んでくれるだろうと、オキアミブロックを砕いてコマセの準備開始。ゴロタを避けて10メートルくらい先に仕掛けを振り込み、ウキにダイレクトにコマセを被せていく。
というわけで、予想通り本日1匹目は掌サイズのメジナちゃん。浅場で仕掛けを張りながら手元で魚信をとっているのでこのサイズでも思ったより引いて楽しませてくれる。あとはもうこのサイズが1オキアミ1メジナペースで入れ食い。普段はコマセで分離しているサイズを釣っているのであるから当然だけどサイズは伸びない。20センチ前後のメジナが海面まで飛び出してコマセに狂いだす。
掌メジナを40匹ほど釣ってさすがに飽きた。干潮の時間帯になったので、テトラの上が水を被らなくなっている。いつもなら子供1号&2号に魚を残しておくために穴釣りはしないのだが、干潮の全く期待できない時間帯にコマセを打ち小メジナを釣り続けるのはむなしすぎる。というわけでテトラに降りて穴撃ち。順調に魚信は出るのだが、これまた水深が浅すぎるのか小型のムラソイばかり。丁寧に攻められそうな穴をすべて探ってみたのだが、メジナに続いてムラソイまでサイズアップせず。
穴釣りも諦めて再びウキフカセ。4時30分くらいから少しだけ潮が満ちてき、夕マヅメの時間帯にも差し掛かって、日没まで入れ食いが続く。ただし、サイズは23センチまで。夕方の時間帯は、メジナに混じってクサフグ(猛攻というわけではなかった)と定番ゲストのベラ混じり。明日も午前中は船に乗るので、同じような時間帯に堤防で釣ることになる……もう少し水深があるポイントに場所を変えようかなぁ~っと悩み中。船釣りの釣果次第でまったりするか、必死にクロダイにするか決めよう。
著者: へた釣り