体重がじりじり増えているため、妻からキス天禁止令が発令された。お刺身で美味しく食べられる魚は?ということで、京急大津・いなの丸から午前アジへ。2026年のここまでの3戦はいずれも観音崎以南での釣りだったので東京湾での初釣りのつもりだったが…。久里浜沖がポイントだった。
朝が特に冷え込む冬場は、遅く出発しても間に合う都内の船宿や伊豆の午後船に乗ることが増える。桜の時期の気温とニュースで言っていたので、それなら大丈夫に違いないといなの丸を予約する。朝はそれなりに寒かったが、船上で釣り用の身支度を済ませれば、カイロなしでも我慢できない寒さではない。釣り座は左舷3人の舳。船は定刻に港を離れ、猿島沖~観音崎辺りに向かうと思っていたら……。
観音崎の灯台を過ぎても減速する気配はない。走水辺りの海域にアジ船と思われる船の姿がなかったので観音崎以北のアジはハンガーストライキ中? 船は久里浜沖で減速する。周りにはアジを狙っていると思われる船多数。水深82メートルで釣り開始。潮が速いとのことなので狭い範囲に濃いコマセの煙幕を作って、その中に仕掛けを通すことに。2メートルで小さく鋭く5~6回コマセを振って1メートル上げて待つと、1投目からすぐに魚信あり。2投目は魚信をだせなかったが、3投目~5投目までは三連荘で。釣れたのはいずれも尺級アジ。これはいい日に当たったかもという滑り出し。

6投目以降も魚信は続いたが、ちょっと口の感じが怪しいかもと気付いていながら、いっちゃえ!!と抜き上げての海面バラシでケチがつく。竿先にはっきりと出るアジと思しき魚信はあっても、巻き上げ中にブツッという口切れの感触を残していなくなるということも。掛かりどころが悪いのかもとタナを50センチ上げてみたり、潮が速いせい?とドラグを緩めて巻き上げ速度を落としたりとあれこれやってみたが、到った結論はバレるアジは何をやってもバレる。海面バラシだけは対処できる。丁寧にタモですくうことに。1投1匹ペースとはいかないがツ抜けは楽勝ペースでは釣れてくれる。
水深が深いのでできれば2本針に2匹ずつアジをつけて回収したかったが、一荷はほぼ発生せず、ダブルは1回あっただけ。30センチ前後のものが釣れ続けていたので、もっと大きいのはいないかなと欲張ったことを考えてしまう。一度だけあったこれは尺超え確実な魚信はサバでがっかり。水深が深いからか20センチくらいのムツが混じった。最初の1匹はうれしかったが、ムツが釣れるとハリスがザラザラになってしまい、仕掛けを交換することになる。あまり歓迎できないゲストだとに気付く。そう気付いたところでかわしようがないのだが…。

後半は潮が一段と速くなって、ビシが吹きあがってタナ呆けしてしまいペースダウン。釣れるアジのサイズも尺級ばかりから25センチ級混じりにサイズダウン。湾奥なら満足サイズの25センチのアジが小さく見えた。ビシアジはこうででなくっちゃいけない。船長から残り15分の合図があった。この時点でへた釣りの釣果は19匹だった。ほとんどが尺級で20匹超えれば大満足と考えていたら、ムツでがっかり。仕掛けを交換し、再投入するとまたもムツ。慌てて仕掛けを交換して仕掛けを入れたが、落下途中で沖上がりのアナウンスがあり、あと1匹を釣ることができず19匹で終了。

著者: へた釣り