毎年どうかなぁとドキドキしながらも2012年の第1回目からなんとか予選を突破できているTKB。2015年もミナミ予選2戦目で無事通過することができた。東京湾で最も盛大なカワハギのお祭りに参加できるってだけで幸せだけど、今年もあべなぎさのサイン入りクーラーゲットできるかなぁ?
TKB44ミナミ予選初戦は、DKOチャンピオンのK泉超人の横で釣るという不運に手も足も出ずリミットの3枚をそろえるのが精いっぱいという体たらくだった。TKB44予選も10月下旬ともなれば名人さんたちは勝ち抜け、そろそろへた釣りでも勝負できるころ。南六郷・ミナミの受付で席札のクジを引くと5番。右舷の胴。型勝負なので席の場所はあまり関係ない。小さな船で水門を抜け、川に止まっている船に乗り込む。19人の参加者が早めにそろったので定刻前にフィーリング船長による大会の説明が始まる。今日はダイワのスタッフはお休みみたい?
船は竹岡の南側に向かうというアナウンスであったが、少し手前の大貫沖で減速し、釣り開始となる。密集させてある3本針の上下にラバー系の集寄を配し、ラバマックスをたっぷりスプレーして釣り始める。ハギポン漬けアサリ、アワビ貼りブレードはもちろん投入。朝一早掛け賞もスタートとなる。「コーヒー豆よろしく」という妻1号からのお願いをかなえるため、丁寧に釣り始める。宙でタタいてフワフワと誘い下げてカワハギからのコンタクトを待つが、カワハギどころかゲストを含む魚の気配を感じない。結局大貫沖に見切りをつけて竹岡沖へと移動することになる。
水深がやや深くなって20メートル弱。早掛け賞は継続中だ。このポイントでは宙でカワハギの気配を感じはするが、なかなか針掛かりに持ち込めないという歯がゆいパターン。そうこしているうちに船中1枚目が釣れてコーヒー豆チャレンジ1回目は失敗。直後に明らかに良型のカワハギからの魚信を掛け損ねてちょっぴりモヤモヤ。1匹目のカワハギを手にするのに30分近くかかってしまった。サイズは20センチ弱。宙でカワハギの気配を感じたら底まで下ろして掛けて行くしかないみたい。そう方針が決まれば急に調子がよくなって10時半には3枚目を釣り上げリミットメイク。サイズは22センチまでなので物足りないが3枚そろえたことで残りの時間は型狙いに徹することができる。
オモリをほとんど着底させない。宙でタタいてタタキ下げ、底から1メートルはゆっくり誘い下げて、オモリが底に当たったら底では待たずにすぐに誘い上げる。カワハギの良型は動きが遅いのでスローな誘いがいいという人がいるけど、良型の方が遊泳力があるので縦の動きに付いてくると信じている。そうしているうちにゴリッとアサリをむしり取っていくような魚信がある。少し竿を送ってカワハギを一度下向けてから竿を持ち上げると竿先を激しく叩く良型カワハギの引きに変わる。船長が構えたタモに無事収まったのは29.2センチの本日最大のカワハギ。「これは通っちゃいましたねぇ~」とフィーリング船長に記念写真を撮ってもらう。その後もポツポツとカワハギが釣れるがサイズはいずれも20センチ未満。我慢の時間帯が続く。
お昼前に2回目の早掛け賞スタート。コーヒー豆再チャレンジだ。不思議なことに早掛け賞が始まると途端に魚信が遠のく。全くカワハギからのコンタクトがないままに時間がすぎポイントが何度か変わっているうちに船中のどこかでカワハギが釣れたらしく早掛け賞終了。コーヒー豆はまたしてもゲットならず。早掛け賞が終わるとすぐに小型とはいえカワハギが釣れるのだから、妻のためにコーヒー豆が是が非でもほしいという欲が伝わってしまっている…としか。
風が少しずつ強くなり始め、船の上下も激しくなってきた。宙で魚信を出すのはそろそろ苦しいかなと感じ始めていると、オモリ着底と同時にカワハギらしい魚信。少し長めにタルマセて聞き上げてみると先ほどの尺級ほどではないが、まずまずいい引きをしてくれる。これが本日2番目に大きかった24.6センチのカワハギだった。「これで通ったかなぁ♪」と喜んでいると、フィーリング船長から「横の人が空気読めって睨んでますよ~」とからかわれる。リミットメイクできていて29.2センチが1枚あれば既に予選通過は確実だったみたいwww
海はさらに悪くなり続け14時20分で沖上がりとなる。計測は桟橋に帰ってから。へた釣りの記録は29.2、24.6、22.0の3匹を測ってもらって75.8センチだった。尺級を持っているのでトップ通過かなぁと思っていたが2位だった。トップの人から「これ、使いましたよぉ」と見せてもらったのがラバマックスwww かみやのカワハギプチ大会に続いてTKB44ミナミ予選第2戦目もラバマックスでワンツーフィニッシュ。釣った数は8匹ずつで同数だったが最大魚勝負で競り勝って数釣り賞をいただけることに。賞品はコーヒー豆!!!! TKB44決勝への切符と妻との約束のコーヒー豆を両方手にして、し~あ~わ~せ~♪
著者: へた釣り