もう苦しいところから始まって、苦しいがつらいになって、心が痛んで、最終的に笑顔になった。気持ち良かったですねえ。(イナダで?)イキかけました。すいません(笑)。TKB43かみや予選2戦目。なんとなんとの奇跡奇跡の予選突破。釣りで人生2度目の拍手をしてもらってニッコニコだぁ!
1戦目は極鋭カワハギAGSのジェットストリームアタックの前に成す術もなく惨敗したTKB予選。満を持してなんてことは全くなく、これでダメなら今年は大会参加止めようと半ば諦めモードで羽田・かみやからTKB43予選2回目に行ってきた。今回はカワハギ師匠も同船。前日に「席取っときましょうか?」といううれしい打診が。なんとなんと、北風で釣ってる最中はずっと上げ潮なので、潮先=超特等席の左舷舳で釣れることに。カワハギ師匠は右舷舳。航海中、カワハギ釣りのレクチャーを受けながら船は竹岡沖へ。
最寄りの駅でFaceBookを確認すると、既に船宿に着き、舳を確保したというカワハギ師匠の投稿が。タイムスタンプを見ると3時間前。確認したのは5時半くらいだから……恐るべし、カワハギ師匠! 席取りをお願いした上に、アサリ剥きまで手伝っていただく。そんなカワハギ師匠、竹岡沖到着から数投にして、船中1匹目のカワハギを釣りあげる。が、後が続かない。へた釣りの竿には卦もなし。この日の竹岡沖のカワハギは激シブ。ポイントを転々とするも、餌を取られないか、ワッペンサイズの猛攻に遭って、コッという手ごたえだけで餌がなくなるかという状況。餌取りは元気だったけどね。
へた釣りにもようやくカワハギの手ごたえ。竿を叩いてはいるが、軽い。案の定、釣れてきたのはリリースサイズの14センチ。続いて15センチ。3匹目は少しマシになって21.5センチ。それでも、船中で検量枚数の3匹に一番乗り! さすがは特等席!! 記録は50センチだけどね。そしてそれがやってきた。アホほど引く手ごたえ。リールを巻くとドラグが滑りまくりほとんど巻き取れない。竿がときどきのされかける。「50センチのカワハギだぁあ!」。船長がタモ持って飛んでくる。間欠的なカワハギの引きに対応できるよう少し弱めに設定してあったドラグが不安になり、「ドラグゆるい? ドラグゆるい?」と何度も船長に確認する羽目に。船長いわく「ゆっくり楽しんでください♪」。
50センチのカワハギなどいない! もしいたら魚拓どころか剥製にして博物館入りである。リールをほとんど巻けずに艫の方の人とオマツリして船長に糸をたぐってもらって取り込んだのは40センチくらいのイナダ。もちろん検量対象外だけど、リールを巻きながら「予選突破だぁ!」といい夢を見られたので良しとしよう。で、イナダの引きを楽しんだせいで、その後カワハギの引きがいまいち力強く感じられなくなった。やや深場のポイントに移動してから、20センチ以上のカワハギがポチポチ釣れるようになったし、26.2センチのまずまず良型も混じっていたのに……。
9匹→9匹と続いてツ抜けの壁にぶち当たっていたのも12匹釣って乗り越えられたし、26.2センチ、25.4センチ、21.5センチの3匹検量で73.1センチで予選を無事突破できたしで、言うことなしの釣行だった。「手が合わない、手が合わない」と苦戦していた風だったにも関わらずカワハギ師匠はもちろん余裕の予選突破(レベルが違うねw)。かみやでいつもお世話になっているH賀達人も予選突破されたしで、拍手してもらえたし、決勝大会の案内状を手に記念撮影までしてもらえたしで、し~あ~わ~せ~な1日だった。
著者: へた釣り