やったぁ~~!ってだけでは進歩がない。なんとなんとのTKB43予選突破でイキかけた余韻が冷めたら何がうまくハマったのかを考える。釣り座がよかったという以外の要因はアワビ貼りブレード付き下錘としか考えられない。アワビ貼りブレードを強化するブレード狂になってしまった。
へた釣りは最近やっている釣り方は、宙からの誘い下げ→ゼロテンションで食わせの間(魚信が渋いときは10センチくらいタルマセ)→ゆっくり聞き上げ→竿上げきって宙層叩き→宙でくわせの間→最初に戻る(餌取りが多ければ叩き下げ)というパターン。竿を常時、縦の方向に動かし続けているために、カワハギへの視覚的なアピール力が高いのでは?と考えている。第8回かみやカワハギ大会、TKB43かみや予選2戦目はこの釣り方で臨んだのだが、船中真ん中あたりが定位置のへた釣りにしては両大会ともに釣果がよかった。
誘い下げ中心の釣りでカワハギに視覚的なアピールをしていくこの釣り方で、アピール力を大きく高めてくれているのが、アワビ貼りブレード付き下錘ではないかと考えている。下錘にブレード(アワビ貼りではなく銀色だった)を付けるというアイデアは、TKB43かみや予選1戦目でトップ通過していた達人さんの真似。すぐ横で釣っている達人さんにブレードでアピールされると、全く魚信がなくなったので、これは強烈に効いているに違いないとさっそく取り入れたわけだ。
カワハギが興味を示すとされている物。銀色のピラピラ集寄板、ビーズ状の集寄中錘、そしてアサリの貝殻を模した集寄。アワビ貼りブレードは、ピラピラと動くという点では集寄板のようであり、下錘との色のセットで考えると色とりどりのビーズのようであり、アワビ貼りにすることで貝殻を模しているようでもありってことになっているような気がする。中錘の集寄効果には懐疑的な声もあるが、下錘にカワハギを寄せる効果があることを疑う人はあまりいない。無垢の錘で釣っている人がほとんどいないことから間違いないと思う。
それでは、アワビ貼りブレードをもっと、アサリの貝殻の見た目に近づけてやろうというのが、今回の強化ポイント。釣り具店で売っていたアワビシートの中で、最もアサリの貝殻に近い色の「シェルシートソフト ウロコグロー」を購入し、貝殻の内側の色を模した金色や緑色っぽいシートと組み合わせてブレードに貼ってみた。湾曲したブレードの外側に貝殻の外側っぽいシート、内側に金色や緑色。うん、アサリの貝殻っぽいぞ!
下錘は「快適船シンカーS」を使う。錘の下部にセンサーアイと呼ばれる、へた釣りから見ればブレードを装着するための穴にしか見えないアイがある。パール×夜光、金×パール、赤×金の3色が売られているので、錘に使われていない色のアワビシートを貼ったブレードを組み合わせてみる。本当はウレタンコートしたいのだが、「アワビ専用ウレタン」がどれだけ探しても売ってない(通販では見つかるが送料負担が大きい)。まぁ、マメに貼りかえるとして、来週からしばらくこれで頑張ってみよう!!
著者: へた釣り