東京湾の水温が下がるこの時期、ボウズ覚悟の釣り物が多い中で手堅く釣れて癒してくれるのがメバル。2月1日より解禁となったので、オニカサゴ・リベンジのことなんかきれいさっぱり忘れて、開幕戦に出撃! 結果は…釣れなかったわけではないが……もっと癒してよって感じw
東京湾でメバルといえば、この船、羽田・かみやから。いつも通り6時20分の送迎バスを利用して到着するが…乗船券の番号は7。出船1時間前で既に先客が6人いた。かみやのメバル船の特等席(竿頭率高し)は左舷舳。桟橋に着いてみると、左舷は舳から4人、右舷も舳先から2人。左舷の胴にすべきか少しでも舳寄りにすべきかでしばし悩むが、開幕戦なので定石通り左舷の胴に釣り座を決める。
「近場からやっていきますよ」とのアナウンスがあり、川崎沖のシーバース( ̄ー ̄)が最初のポイント。風が強くウネリがあるため船が上下する。船長も船をシーバースに寄せた状態を維持するのに少々苦戦している感じ。ウネリがあるときは船べりに体を預けずに船の揺れを上半身で吸収するってことは覚えていた。穂先の曲がり具合をなるべく一定に保って。太極拳の動きでときどき大きく誘っていると……キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
癒し系とはいえ、最初の一引きがパワフルなのがメバルの魅力。十分に食い込ませて竿先が大きく沈むのを手首だけ送るようにしていなす。22センチのまずまずサイズ。たぶん船中1匹目のメバルを手にして癒されるぅぅううう♪とご満悦。このサイズが4匹(煮付け家族分)そろえばどや顔モード突入なのだが……もう1回、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! でも、どうも魚信の出方に品がないなぁと思っていたらセイゴだった。
船は大きく南下して本牧海づり施設沖へ。サイズは落ちたものの、メバルのダブル、メバル+カサゴの一荷なんかもあり、冬の東京湾癒し系の本領発揮?と期待したが、魚信はポツリポツリというペース。攻める根によって、カサゴメインにときどきメバルといった感じ。なぜかシロギスなんかも釣れたりしながら、海づり施設沖~国際埠頭の周りを転々と攻めていく。11時前にようやく本日2匹目の煮付けサイズ。1センチだけサイズアップして23センチだった。
飽きない程度には釣れているが、サイズが出ないので、もう一度川崎のシーバースに戻る。舳から2番目の人が本日最大26センチのメバルを釣ったのを見て気合いが入るが、魚信が出ない。カサゴは数匹釣れたが…それだけ。船長も焦れたようで、船はもう一度、海づり施設沖へ戻る。ここでまたポツンポツンとメバル&カサゴを追加して本日終了。メバル13匹(煮付けサイズ2匹)、カサゴ10匹(リリース4匹)で合計23匹。産仔を終えたデカメバルさんに「癒してほしいなら、もっとテクニックを磨いてからいらっしゃい」と艶っぽく言われた気分w
著者: へた釣り