他人はバカだと笑おうが♪ この世に利口はあふれてる♪ カワハギひとすじバカになり♪ 果てなき修行まっしぐら♪ TKBを目指してやるぞ♪ あべなぎさのサイン入りクーラーを♪ あべなぎさのサイン入りクーラーを♪ カワハギ2014開幕戦は大雨の中、12匹とツ抜けを達成した!!!
TKB52予選にエントリーする船宿探しを兼ねて2014年のカワハギ開幕戦は、羽田・えさ政釣船店から。京急線で羽田空港の1つ前の駅、天空橋駅から徒歩で船宿に向かう。駅の名前になるくらいだから立派な橋を想像していたが、天空橋は20メートルあるかないかの古ぼけて錆びた鉄橋だったことに驚く。橋を渡り海老取川に沿って多摩川に出るとすぐにえさ政という看板が見つかった。6時くらいに到着すると、なんとカワハギ船は一番乗り。まだ受付が開いていなかったので先に釣り座の確保。潮先になると予想していた左舷の舳に荷物を置く。
家を出るときから小降りだった雨はやんだり強くなったりを繰り返す。そんな空模様でもポツリポツリと釣り客が増えて、結局左舷は4人に。船は1時間ほど走って竹岡沖に到着する。竿は閃迅カワハギ、リールはPE0.3号を巻いたAIRD、アワビ貼りブレードを錘の下に付けて、餌はもちろん真空圧縮したハギポンアサリ。まずは宙で叩いて、少しずつ竿を下げていくと、すぐに魚信。ゆっくり竿を持ち上げると、竿先ガッガッガッと素直に針掛かり。2014年の一投目でいきなりカワハギを手にしご満悦。しかも24センチとまずまずの良型だった。アホほどニヤケた顔しているところを取材に来ていた「つり情報」の記者さんに写真を撮ってもらう(載るの?)。
その後も面白いほどに魚信がある。魚信の正体がすべてカワハギなら50匹くらいは楽勝なのだが、カワハギ以外の魚がほとんど。キタマクラ、ベラ(2種)、ホウボウ、トラギス(2種)、タマガシラにカサゴ。とにかくいろんな種類の魚が釣れる。一番下の針はこいつらにくれてやって、浮いたカワハギをなんとか拾っていくという釣りに。
開始1時間を経過してカワハギは4匹。時速4匹ペースはへた釣りにしてみれば、かなりいい方だ。ただし、調子がよかったのはここまで。次第に雨風が強くなり、ウネリまで入り始めたので宙釣りでは錘の位置が安定せず勝負できなくなってきた。
海面に白波が立ち始め、船の上下が激しくなる。宙ではさっぱり魚信をだせなくなってしまったので、宙は諦め苦手な底での釣りに。勘弁してよってほどにベラとトラギスを釣りまくることになる。10時半に今年初のカワハギダブルを達成。11時半くらいに「これは尺ハギ!?」といううれしい魚信があったが、ウマヅラハギでがっかり。12時半にようやくツ抜けを達成。3時間で6匹だから時速2匹と大幅にペースダウンしてしまった。それでもカワハギの開幕戦でツ抜けしたのは初めて。もしかして真空圧縮ハギポン効いてる?
そこから先はさらに状況が悪くなる。降りつける大粒の雨。風までどんどん強くなっていく。こんな悪条件下で釣りしてるなんてバカ以外の何者でもない。不思議と船酔いはしなかったが、針がなかなか上向きに取り付けられないし、餌を付けるときの手元がちょっぴり怪しくなっていた。ゼロテンションを維持するのも相当苦労する感じに。結局最後の2時間半で釣ったカワハギは2匹だけで、合計12匹で終了。海の条件がよければもう少しはいけたような気がするが、開幕戦…というか9月にツ抜けしたのは初めてなので、もう少しなんて不遜なことは考えずに、素直にドヤ顔しておこう。TKBルールだと3匹合計長64~65センチってとこかな?
著者: へた釣り