キャスティング・日本橋店のレジ横、しかも入口入ってすぐ横だから一等地に置いてある萌えな絵が描いてあるスプレー缶が気になる。「消臭妖精ノール」というらしい。なんだか気になってしまうのが秋葉原勤務の性である。人気声優の竹達彩奈主演でドラマCDなんぞも出ているらしい。
発見したは1カ月も前のことなのに、どうして今さらこんなもんの原稿を書いているかというと、アミノ酸のことを調べたり、書いたりするのに疲れたから。化学方面の素養が全くないので、書いてあることがさっぱり分からない。漢字があまり得意じゃないのに漢文を読んでいるような気分になっている。化学って高校生のときの理科Iという教科でやったきりだもんなぁ~。元素表を覚えて簡単な化学式の作り方くらいまでしかやった記憶がない。妻1号に「冷蔵庫に入れるんでしょ。化学反応を起こして発熱したりしないよね?」と言われてちょっぴり不安に。たんぱく質を混ぜているだけだから大丈夫だと思うのだが……絶対?と言われると自信がない。
全然、分からないなら止めちゃえばいいのに。正論であるが、分からなくても止めないのがへた釣りである。分からないから止めちゃうのなら、とうの昔に釣りなんか止めている。妻からキッチン用の計量スプーンを借りて、粉を混ぜて遊んでいる。配合した粉の名前だけは決まった。ケミカルに調合されたカワハギが病みつきになる粉だから「ハギポン」。小指の先にちょっとつけて舐めてみると子供たちが「危ない人みたいだよ」と反応してくれるのがうれしい♪ もっと危ない感じにするために深緑の小瓶に入れようw 消臭妖精ノールよりは、実態を表わした名前だと思うのだが、完成の目途は全く立っていない。
著者: へた釣り