アマダイの2回目のジンクスを早めに済ませておこうと、ボウズ覚悟で臨んだ人生2戦目。魚信少なく超厳しい釣況の中、小ぶりとはいえ1匹は釣れたんだから満足すべき? 船中50センチと48センチが釣れたのに…どうして俺の竿には来てくれないだよぉ!!と嘆くべき? なんだか微妙な結果に。
せっかくの三連休だから2回釣りに行こうと決め、運よく羽田・かみやがアマダイをスポット出船していたので、メバルは明日に回して迷わず予約。予約人数の多さに、割り当て少ない上にオマツリしそうとビビっていたが、船宿に着いてみると、方舷6人とほどよい混み具合。予約人数の多さに回避した人がいたのかな? へた釣りは左舷の胴に釣り座を決める。人生2戦目は2回目のジンクスでどうせ釣れないからとお気楽極楽気分で出発!
船は羽田から1時間半ほど走って、富浦沖へ。水深60メートルのポイントから。水温を計ってみると12.2度。湾奥よりも湾口の方が2度くらい水温が高いようだ。が……魚信が全くない。アマダイ釣りはゲストの魚信が多くて楽しいなぁ~と前回感じたのに…ゲストを含め全く魚信がない。30分ほど一生懸命トンフワトンフワビュンと誘い続けたのだが、キダイどころかヒメすらも顔を見せてくれずに「南下しますよ~」で9時過ぎに大きく移動。
移動してすぐに魚信がある。まずは定番ゲストのカナドが1匹。続いて、ちょっとマシな魚信があって、型のいいカナガシラかムシガレイかな?と思っていたらなんとこれがへた釣りにとって本日唯一のアマダイ。25センチを少し切るサイズ。船中1匹目の本命を釣り上げてちょっぴりうれしい。トンフワトンフワビュンでアマダイが今日も釣れることが確認できたわけで、あとはサイズアップを狙うだけと気合いが入る…そして気合いは空回りする。
その後、順調に魚信はあったのだが、釣れてくるのはカナガシラかカナド、ヒメ。タナが低すぎるのかなと錘を底から1メートル切ると今度はキダイが餌に飛びついてくる。船は12時前に今度は北上して剣崎沖に。ここで念願のアマダイっぽい魚信。巻き上げ中にあまり抵抗しない。水面に浮いたのは赤くて細長い魚。尾ヒレが黄色い…これってアカボラ!! 隠れ本命である。でも……取り込もうとすると……針から外れて…水面に腹を向けてプカプカ。アマダイならともかくアカボラではタモはやってこない。カモメに食われてガックリ。悔しいので食われる瞬間を写真に撮っておいた。
剣崎沖に移動してからは釣れる人は釣れるようになったみたいで、右舷舳にいたH賀達人がまずは36センチ、続いて50センチの超大型アマダイを仕留める。さらにへた釣りの視界に入る左舷舳でも、48センチ。へた釣りが最初に釣った25センチくらいのを加えて船中4匹で本日終了! 13人中3人しかアマダイを手にできず、そのうちの1人になれたんだから…よしとしよう……無理だな……どうして俺の竿には大きいの来ねぇんだよぁぉおおおおおおおお!!と道具をかたずけながら剣崎の空に叫ぶ。
著者: へた釣り