「本当は昨日、アマダイに行く予定だった」とオニカサゴ2戦目で隣になった人が言った。「アマダイって魚信が多くて楽しいですよね~」と話を合わせると、どうやら魚信が多くて喜ぶのは間違いのようで、大型アマダイ狙いのタナの探り方をレクチャーしてもらえることに。結構シビアに狙う?
アマダイの達人さんは「オニカサゴはあまり自信がない」といおっしゃっていたが、しっかり6匹釣って竿頭になっていたのだから、もうあなた様の言うことならなんだって信じちゃうって気分である。いわく、「キダイを釣ってはダメ。ヒメやトラギスが釣れすぎるようでもダメ」。キダイが釣れるとタナが高すぎるというのはH賀達人からも教わったが、ヒメやトラギスが釣れるタナだと、アマダイのサイズが落ちちゃうらしい。「アカボラが釣れるタナを探り当てるのが大型アマダイ狙いのコツ」なんだという。
30センチ超え2匹込みでアマダイ4匹。魚信多くて超楽しい♪釣行だと、底を60センチ切るとキダイだらけ、底30センチを狙うとヒメ、トラギス、カナガシラ、ムシガレイに混じってアマダイって感じだった。潮の流れによってタナは変わるのだろうが、達人のコツだと、底30センチ~60センチの間に、アカボラ&大型アマダイのタナがあることになる。5センチ刻みでタナを出していかなくていけないって感じかな? う~~ん、シビアだ。アカボラはアマダイより生息数が多いので、「アカボラが釣れたら大型アマダイが近付いた」って考えるといいんだそうだ。
アカボラという魚、聞き慣れないがヒメコダイというハタ科の仲間だった。円筒形の体は赤色で背びれと尾びれの一部が黄色い。20センチくらいの物がよく釣れ、最大でも30センチ。この魚とアマダイの好む生息環境(タナ)が似てるってことらしい。あまり美味しそうな魚じゃないなと思っていたら、かなり美味しいみたいだ。アマダイ釣りの裏本命扱いされることも。湯引きのお刺身でもいけるし、天ぷらにすると絶品と紹介されている。狙うは大型アマダイだけど、なんだか釣ってみたい魚が増えたw
著者: へた釣り