中深場用の新しい愛竿になるはずの極鋭MG 82HH-200の本命入魂チャレンジに、三崎港・えいあん丸から。これまでアカムツを2戦して本命ボウズをくらっている。アカムツは自信喪失中なので、オニカサゴとクロムツで入魂し、釣れる気がする竿になってもらうのが目的。1投目で呆気なく…。
えいあん丸は6月以降はサマータイムになり、出船時間が早くなる。電車釣行では間に合わなくなるので、オニカサゴを釣るなら5月中に行くしかない! ってなわけで、お鍋の季節どころか真夏日なのにオニカサゴ釣りへ。冷蔵服を着てオニカサゴを釣るのは初めてかも。えいあん丸はオニカサゴ名人が集う船宿で、船下の魚を奪い合いをして勝てる気は全くしない。1匹でいいからノーカンではないサイズのオニカサゴ釣り上げるという実にささやかな目標を掲げて、始発を乗り継ぎ三崎港へ。
ポイントは洲崎沖の水深100メートルくらい。「根掛かりするから気をつけてね」というアナウンスとともに仕掛けを投入する。オモリが着底したら、エサが海底に落ちるまで少し我慢してゆっくり竿を持ち上げる。再度底まで落して竿を持ち上げると、ガシガシとエサを咥えた感触。一呼吸おいて針をしっかり口の中に入れる。竿を持ち上げると…乗った。巻き上げは中速で。魚が強く引くとドラグが滑るくらいで。黄茶色の魚影が海面にゆらりと姿を現す。1投目で呆気なく目標を達成してしまう。35センチに少し足りなかったが余裕でキープサイズだ。

船長が「変な潮だね」と言っていたが、とにかくオマツリ多発で苦しんだ。もともと魚信が頻繁にある魚ではないのに、オマツリでの回収が続いて、少ないチャンスをさらに少なくしてしまっている。かといってオニカサゴは底近辺に仕掛けが入らないと釣れない。底にオモリが着くように糸をださなくてはならない。オマツリしそうな角度だなとは気付いていてもついつい底を求めて……。二度目の魚信はオマツリとともにって感じ。バレたと思っていたら船長が魚を持ってきてくださった。35センチを少し超えるウッカリカサゴ(カンコ)だった。早い段階で身の量も十分に。
よかったのはここまでで、ここから先はなかなかつらかった。竿先をプルルと揺らすような魚信やガシッと一瞬魚がエサを咥えた手応えが何度かあったがエサが大きすぎるのか針まで口に入っていない感じだ。15センチの鮭皮で釣っていた。エサを短くするかどうかで悩む。このサイズのエサを一飲みできないオニカサゴなんていらないとそのまま釣り続ける。ところが……大きなエサを一飲みしてくれたのはサメばかり。サメは3匹ほど掛けて海面でハリスを切って逃がした。
試練は続く。この日一番の大物は海底の岩の塊だった。根掛かりしたと思ったが、ドラグは滑りまくるが少しずつだがリールを巻ける。以前、タイヤを釣ったときに、「そんなもん電動を巻いたらリール傷むよ」と教わったので手巻きで120メートルほど巻くことに。サメ3匹と岩の塊で本日の筋トレは十分な感じに。最初の数投以降、サメ意外の魚を釣ることができず。潮が悪かったので船中全員ダメだったかな?と思っていたが、そこはオニカサゴ名人だらけのえいあん丸。トップは5匹だったみたい。
著者: へた釣り