変な1日だった。FaceBookでお友達になった釣りガールさんの「お供したーい♪」に簡単に釣られて、冬の癒し系メバル釣りをご一緒することに。単独釣行が多いので、たまにはこんな日があってもいいかなぁと軽い気持ちで「お供したーい♪」にお供(主従逆転w)することに。楽しかったよ♪
船は最近、へた釣りの定宿となりつつある羽田・かみや。6時20分、蒲田駅の送迎バスで待ち合わせし、MARIさん、YOKOさん、KAYOさん(面倒なので以下、敬称略)と合流。ダイワの釣り教室で知り合った3人組であるという。「へた釣り」と呼ばれるのは、恥ずかしいので本名を伝えてあったのだが……「師匠」と呼ばれる大誤算。送迎バスを待っている人の中にはかみやの常連さんで達人級の人がたくさんいるわけで、へた釣りと呼ばれるよりも師匠と呼ばれる方が…穴があったら入りたい。穴がなければ掘っちゃうぞな気恥ずかしさ。
へた釣りは弟が1人いただけで、女兄弟というものの経験がない。活動的で話好きの女の子3人組に挟まれると、桃太郎さんが3人いて、犬、猿、雉を1人でこなすお供状態w 釣り座は左舷舳からYOKO、MARI、へた釣り、KAYOの順。本日は川崎のシーバースには寄らずに本牧沖へ約40分の航路。ポイントについて数投目、まずはKAYO、続いてYOKO、最後にMARIの順に竿が曲がる。間で竿を出しているへた釣りの竿だけ全く魚信なし。朝一ボーナスで着実にメバル、カサゴを釣り上げていく3人…へた釣りは「おいてけぼり~」と叫ぶしかない。
左右が釣れているのに自分だけが釣れないということは何かが間違っているはずなのだが、何が間違っていたのかを特定するのにたっぷり30分かかってしまう。この間、内心相当焦っている。自分だけ釣れないで平気ってほど人間できてないし、そんな状況が平気なら釣りなんてしない。下針の位置やハリスの長さを5センチ刻みに調整し、ようやくへた釣りにも1匹目のカサゴ。続いてメバルでようやくみんなと同じペースで釣れるようになる。9時半ころには、これがメバルなら良型間違いなしな引きがあって、25センチのでっぷり肥ったカサゴをゲット。一投一匹ペースの時合いもあり、まずまずペースに乗る。
この日の本牧沖はカサゴ主体でときどきメバルという感じだったが、ハリスを0.8号に落とし、下針の位置を調整しながら、なんとかメバルを拾っていく。ただし、サイズには恵まれず、メバルは22センチが最大で、煮付けサイズの20センチ超えは2匹だけと家族4人分のメバルの煮付けという目標は未達。15センチ以上20センチ未満はそこそこ混じってメバルは13匹。カサゴは16匹で全部で29匹。カサゴは15センチくらいのがたくさん混じったので、MARIのバケツにこっそり叩きつけてたら、「いらない!」と叱られたw YOKOはメバルの数では船中トップクラスの9匹と大健闘! KAYOはカサゴ釣りに開眼? カサゴを22匹も釣っていた。
11時以降は活性が落ち、正午過ぎには北風も強くなって体感気温が急低下。寒さに耐えながら3時までポツリポツリとカサゴ&メバルを拾って沖上がり。帰りのバスの中で、いきなり別の女の子から「ブログやってますよね」と声をかけられる。本日封印していた「へた釣りさん」と呼ばれ、さらには握手を求められ、あろうことか蒲田駅前で一緒に写真撮影……ムフフとなっていいはずのシチュエーションだが、唐突すぎる展開にカメラに向けた笑顔がひきつる。変すぎる1日…でも、楽しかったし面白かった。定期的に一緒に釣りに行くへた釣りGirls募集するかなぁ~と身の程知らずなこと(野望w)を考え始めていたりして、頭の中まで変になってる?
著者: へた釣り