明日からアマダイ→メバルの連戦。アマダイは2回目のジンクスに加えて既に予約15人……ほぼ諦めた。メバルに癒されたい…それも尺超えの熟メバルに癒されたいというのが三連休の目標になりつつある。本日は癒し系熟メバルを落とす悪だくみ仕掛けを作ってムフフな妄想に耽る。
メバルという魚、胎卵性なので6ミリで生まれ、15センチに成長するのに2年。ここから成長が大幅にペースダウンし、20センチになるのが5年目。憧れの尺メバルともなると、一説では15年と言われている。20センチを少し超えたサイズまではよく釣れるが25センチ以上となると稀なのは成長が鈍化するせいか。25センチのメバルで10歳くらい? となると目標は10歳以上の熟メバル! メバルの寿命は20年前後とされている。
用意するのは、幹糸になるフロロハリスの1.5号と2号。メバル針あるいはヤマメ針の8号~10号、枝スを結束するためのビーズ、小型のスナップサルカン。針とビーズさえ買えばほかのパーツは常備している人が多いと思う。へた釣りは針は貫通力抜群の「ナノヤマメ8号(糸付き)」。ナノスムースコートされた糸はチモトのすっぽ抜けがあるので糸付きのものを使った。ハリスは0.8号なのでこの時期のメバルにちょうどよい。ビーズは「NF BEADS SS」を買った。適号ラインが0.6~2号なので0.8号のハリスを使うのに安心だし、黒色のものが売られていたのでこれを選んだ。メバルはなぜか黒なのだ…イワシの頭も信心からw
仕掛け作りは超簡単。幹糸を必要な長さ+15センチくらい切って、枝スを出す(=ビーズを付ける)場所に8の字結びで結びコブを作る。ビーズを通してからもう一度結びコブを作ってビーズを挟んで固定する。2度目に8の字結びをするときにニードルを使って結びコブの間が空きすぎないようにするのが唯一の注意点。釣果に影響があるのか知らないが、ビーズの遊動領域が広いのはあまり気分がよくない。あとはビーズに枝スを通してこれまた結びコブを作って固定していくだけ。最後に道糸と錘を繋ぐためスナップサルカンを幹糸の上下に結べば完成。今まで自分で作った仕掛けの中で一番簡単だったかも。簡単な割にいろいろ悪だくみできるし、型狙い、数狙い、メバルメイン、カサゴで妥協などのバリエーションを出せて楽しいので、仕掛け作りが初めての人にもお勧めだ。
★川崎シーバース仕様のハリス0.8号-42センチの大型狙い仕掛け
開幕当初の2月は、本牧沖よりも川崎シーバース周辺の方が型が出ることが多い気がする。尺メバルは釣ったことがないが、昨シーズンは開幕戦で27センチを川崎シーバースで釣っている。型狙いにはロングハリスがよいらしいので、ハリス長さ42センチの3本針仕掛けを川崎用に作る。ハリスは0.8号。大きなメバルほど警戒心が強くハリスを見切るのではと想像したからだ。枝スを長くした分、枝間は65センチに広げてある。明後日はまずはこの仕掛けからかなぁ?
★本牧沖の根掛かり多発地帯でカサゴ&メバルを二兎追う仕掛け
川崎シーバースで粘りきれないときは本牧沖に移動する。港の中はさほどでもないが海づり施設沖は根が洗いポイントを攻めることが多い。一番下の針をネムリの入ったカサゴ針13号にし、ハリス35センチの下針の位置を錘から15センチに下ろしてみた。一番下の針はカサゴ用と割り切る。身餌を付ければ大型カサゴの確率が上がるそうだが、船宿で身餌がもらえるかどうかは未確認。身餌を持ち込んでまでカサゴが欲しいわけではない。根掛かり対策の要素の方が高い。仕掛けの途中で切れるのを嫌ってこの仕掛けだけ幹糸を2号にしてある。
★エコスカートでメバル釣れないかなぁ~な欲張り4本針仕掛け
サビキでもメバルが釣れる。型を問わなければサビキ有利な局面もあるそうなので、ノーマルな枝間60センチ+ハリス35センチ仕掛けの上部にもう1本枝スを出した。これにエコスカートを装着してメバルが釣れないか試してみる。メバルには緑のサビキがよいと聞いたことがあるが、オレンジしかなかったのでオレンジのエコスカート。メバルが食ってこなかったら、モエビに付け変えて欲張り4本針仕掛けにしちゃえばいいやと考えている。
著者: へた釣り