え~と、凹んでないっすよぉ!! まぁ、こんなもんでしょ。大アジ、大アジと散々騒いで参加した江戸前釣りサ-キット大会LTアジの結果は28センチ。1匹がではない。2匹の合計長がこれ。ここまでダメだと悔しくもならない。凹みもしない。負け惜しみの1つも出てこない。ただ魂が抜け落ちた。
羽田・かみやで、2隻出しのLTアジ釣り大会。送迎バス組はしゃちょう船長船か淳ちゃん船長船かどちらの船に乗りたいかを指定できたのだが、今回は指定せず。桟橋に着いてから同船者の顔ぶれを見て適当に釣り座を決めることに。結局、しゃちょう船長船の方が釣り座がゆったりしていてオマツリ少なそうという理由で右舷艫から4番目に釣り座を決める。LTアジだから胴の間の方がコマセが効きそうなので悪い席ではないと思う。秋らしい空の下、船は良型狙って本牧沖のポイントへ。
思ったより風が強く、本牧沖のポイントは防波堤からの返し波もあってポチャポチャと釣りにくい感じ。大アジは底べったりのタナで食ってくることが多いという情報を信じて、底立ちを丁寧にとって、底50センチでコマセを振り出し、30センチだけ竿を持ち上げて待つという方針で釣り始めたのだが、波の上下で仕掛けが底に掛かったり、ビシが着底してしまったりするので、結局、タナをもう少し上げて底50センチでコマセを何度か振り出し、50センチ上げて待つことに。デカいのどころか、アジからの魚信は一度もなく本牧沖での釣り終了。
船長から「20分ほど走ります」というアナウンスがあり、船は北上する。川崎のシーバースかな?と思っていたら、船が向かったのは風の塔。シーバスやメバル、カサゴでは何度か来たことがあるが、アジでは初めてのポイントだ。良型を狙って底1メートルくらいの低めのタナで勝負していると、やっとやっとの竿先をピクピクとさせるアジからの魚信。グンッとは引き込まない。巻き上げてみると15センチに満たない豆アジ。このポイントで5匹くらい釣れたがいずれもこのサイズ。
「シーバースが空いたので向かいます」とポイント変更。シーバースは良型が出ることが多いので、ここでウィリー仕掛けを投入してみるが効果なし。ウィリー仕掛けの効果がなかったというよりはシーバースにアジがいなかった感じ。何度かストラクチャに寄せなおしたが船中一度も魚信なしで、お次は海ほたる周辺へ。ここもパッとはせずに再び風の塔周辺に戻ってきた。その間、ポツンポツンとはアジが釣れるがいずれも15センチ以下のサイズ。これはどうもならんなぁ~とお手上げ。
でも、釣っている人は(それもへた釣りのすぐ右隣で)ちゃんと30センチ級の良型を2匹釣っているわけで、どうもならんのはへた釣りの腕なわけだが……何をどう修正していいのか分からず。どうでもいいやって気分になってくる。LTアジは下手であることを楽しみにくい釣り物だなというのが本日の感想(カワハギは下手なことを楽しみやすい)。優勝は先月のカワハギ大会に続いてへた釣りの横で釣ってた達人さん。型部門、数部門ともに1位だった。かみやの大会で優勝に最も近い特等席は、へた釣りの隣の席かもねぇ~w
著者: へた釣り