数年に一度のバカツキ釣行がカワハギの開幕戦で、しかも羽田・かみやの大会でキタ━━ヽ(゚ω゚)ノ━━!! TKB寸の型部門で2位。数部門では……なんと! 1位。酔っぱらった勢いで買った2本の竿のおかげ? それとも思いつきで仕込んだ集魚スプレーがよかった? やっぱりハギポンか?
かみやのカワハギプチ大会は、しゃちょう船長とデカッw船長の2隻で行われた。今回の大会は送迎バス利用組への救済措置で釣り座は選べないけどどっちの船に乗りたいかは選べるようになった。昨年からTKBの練習釣行でコンスタントに70センチ超えをさせてくれているデカッw船長船を選ぶ。空いてる席はと見回すと右舷の前から3番目。左横は持っている男M名人、そのさらに横ってことは右舷舳に異次元O塚名人。左舷に目を移すと左舷舳には異次元A居名人(ステファーノGP予選突破おめでとうございます)。何? この脂っこいメンバーは? 割り当てないかもと暗澹たる気分になる。
船は大貫沖で釣り開始。先発はメタリアカワハギMMH-175。人生初のメタルトップ&AGSの竿での釣り。宙でタタいてカワハギにアワビ貼りブレード付きのオモリを見せて、ゆっくりと誘い下げながらカワハギからのコンタクトを待つといういつもの釣り方でスタート。閃迅カワハギ極先調子に比べて穂先が柔らかいので宙で少しタタキにくいという難はあったが、カワハギの名人さんたちがこぞってメタルトップの竿を使っている理由は分かったような気がした。とにかく感度が別次元にいい。大げさなと言われそうだがオモリより前にブレードが底にあたった感触まで分かる。釣り始めて15分後くらいに1匹目をゲットし、メタリアカワハギMMH-175の入魂完了。
本日の新兵器はゴム系の集寄に臭いと味と夜光とケイムラを付加するというマルチな集魚スプレー「ラバマックス」。横のM名人の中錘集寄がゴム付きだったのでイタズラで吹きかけてみたところ、スタートダッシュが決まる。25センチ前後のカワハギを3匹そろえていきなり入賞確実圏内に。へた釣りもティンセルに吹きかけて使ってみたが、ゴムでなくては効果がないようで普段は使わないゴム製の集寄をわざわざ使って釣ってみるとすぐに2匹目。2匹ともサイズは25センチに届いてないがまずは3匹釣ることに目標を定める。
ポイントは少しずつ南下して浦賀航路近くの水深25メートルくらいの深めのポイントへ。竿をリアランサーカワハギH170に変えてみる。Hなので宙用と考えていたが思ったほどには硬くはなく、使いなれた閃迅カワハギ先折調子に似た感じの調子かもという手応え。11時前に念願の3匹目を釣り上げ取りあえずはリミットメイクを達成。フグやトラギスに邪魔されながらデカいの来い!と祈りつつ釣り続ける。竹岡沖に戻って水深が浅くなったのでメタリアカワハギMMH-175を再登板。12時半少し前にやっとやっとの良型の手応えが訪れる。何度も竿を大きく引きこまれて上がってきたのは27センチ。目標のTKB寸70センチ超えはこれで達成。
最初快進撃を見せたM名人はその後大失速していた。冗談で「スプレーの効果が切れたんじゃ?」と言ってみると、もう1回吹き付けてみるかということになった。後で思えばこれが敵に塩を送る行為、あるいは宋襄の仁となってしまったわけだ。スプレーを吹きかけてすぐにM名人に29センチ……本日最大のカワハギがっ!! 25センチ級も2枚持っているので型部門では断トツに。なんとか追い上げようと頑張って、へた釣りもスプレーを噴射してみると28.2センチのカワハギが釣れたのであるから笑っちゃうしかない。TKB寸で競った型部門はM名人が優勝(79.5センチ)、へた釣りが2位(28.2、27.0、22.8で78.0センチ)……ってことはラバマックスを使った2人がワンツーフィニッシュという信じられない結果に。
さらに、何かの間違いが起きてしまったのが数部門。へた釣りの釣り方では数が釣れるとは思ってないし、釣ろうとすらしてないのだが、カワハギの活性が低くて手返し勝負にならなかったおかげで船中そこそこの順位はいけるかなぁとお昼すぎくらいに思い始める。それでも数より型狙いに徹して、錘を着底させてもゼロテンションまでを通して釣果は9匹。異次元A居名人と同数で1位だった。A居名人と競れたってだけで奇跡的な出来事だ。へた釣りの方が大きなカワハギを持っていたので……優勝♪ 悔しがる異次元A居名人に「集魚スプレー効きますよ」と話すと、あまりの馬鹿馬鹿しさにさらに凹んでいたような……。
型部門の賞品はシークールキャリーS2500(ダンディな黄門ちゃまからサインの申し出があったが遠慮しておいた)。TKB44の前にコロコロ付きクーラーをもらえてしまった。数部門の賞品はOcean Dominator Versatileという竿。Ocean Dominatorってことはルアー用の竿かな?と思ったが、ライトアジ~シーバスジギングまでなんでも来いなグラスロッドであるらしい。ほかにも11月に行われるかみやカワハギ釣り大会への優先出場権(予約しなくて大丈夫ってことかな?)がもらえたらしい。クーラー2個に竿3本に大きなトートバッグを持っての帰り道。賞品をいっぱいもらえてうれしかったけれど、両手で持てる限界ギリギリ。モバイルトレイン罰ゲームみたいになってしまったwww
著者: へた釣り