日曜に竿が届いた。受け取ったのは妻1号。1本目は「竿届いてるよぉ~」と教えてくれたのに、2本目は無言。釣りから帰ると玄関先に立てかけてあった。中身は「リアランサー カワハギH170」。酔った勢いで欲しかったカワハギ竿を2本とも買っちゃった。こ、後悔はしてない!! でもお酒やめよ。
やらかしたことは金曜日の時点で分かっていた。ネット通販用のメールアカウントを開いてみると……メタリア カワハギ MMH-175だけでなくリアランサー カワハギH170を注文した形跡がしっかり残っていた。それも、ちゃんと送料込みの価格を比較してからカード決済できる安いショップで2本とも購入している。酔っぱらった俺って意外としっかりしてるなぁと驚いたが、これでは心神耗弱状態でやらかしたという言い訳…果たして通用するのだろうか?
酔った勢いでとはいえ、自分を納得させるために買ったリアランサー カワハギH170である。これまで使ったことのあるカワハギ竿の中では圧倒的に硬い。25号のオモリをぶら下げてみても穂先のガイド2個分くらいが少しおじぎしたかなって感じである。宙でのタタキ下げなどの操作のしやすさ、竿の硬さからくる手感度の良さは想像がつくが一方でカワハギを弾かずに掛けられるのか、良型をバラさず取り込めるのかは実際に使ってみないと分からない。これまで吸い込み重視でスピード系の針を使ってきたが、リアランサーを使うときは見直すことになるかもという予感がする。
メタリア カワハギ MMH-175とリアランサー カワハギH170という2竿を手に入れて、憧れの複数竿持ちになったわけだ。使い分けられるの?って不安は少しある。メーカーが違うので硬さの基準も違うかもしれないが、それでもMMHとHなので竿の特性の差は明確なはず。へた釣りの鈍感な手感度、目感度でも差を理解できるのではないかと。差が分かれば使い分けの方針も見えてくると思う。もう1つうれしいのが仕舞寸。両方とも140センチ以下なので遠征時に使っているロッドケースに収まる。伊豆へも持って行ける。あとは妻1号の機嫌さえ直れば、めでたし、めでたし…(おわり)。
著者: へた釣り