GW伊豆合宿の船釣り最終戦は子供1号と一緒に宇佐美・治久丸からカイワリ五目。仕掛けはもちろんウィリー。子供1号は3本針のカラ針仕掛けにオキアミを付けて狙う。子供1号は人生初のカイワリをゲット! へた釣りもまずまずサイズのカイワリを2匹ゲットしどや顔。やっぱりウィリー♪
イサキ五目に利島遠征五目と6メートルの長ハリス仕掛けでオキアミをポロリポロリとこぼして待つという釣りばかりしてきたので、シャクりたいよぉぉおおという欲求不満が爆発寸前だった。もともとはイサキでもカイワリでもOKと予約を入れていた子供1号との釣行だが、「子供には長ハリスは無理」と船長には説明し、カイワリ五目にしてもらう。その実、自分がシャクってシャクってウィリーこいこいしたかったのである。午後船は12時20分出船。片舷3人だったのでオマツリの心配もなし。
大崎堤防沖の水深25メートルくらいのポイントから。いろんな魚が混じる五目釣りに最適のポイントだ。第一投。体がシャクリたがっていたので全力でシャクリまくる。静止時間短すぎるなと自分でも気づいていたのだが、釣れる釣れないを置いといて、まずはシャクリたかったのである。すぐにウィリーに魚が触れる感触があって、竿がグンッと持って行かれる。33センチのメジナ。堤防で釣れてくれれば大満足なサイズなんだけど……。
堤防で釣れなかった憂さを晴らすようにメジナの入れ食いを楽しむ。30センチ前後のサイズのものを5匹。引きは面白いのだが、船釣りでのメジナの価値は低い。「メジナばっかりなので移動しますね」と、船は網代寄りのポイントに昨年7月にこのポイントでカイワリを釣ったので期待したんだけど、ウィリーは不発。子供1号が小ぶりながらもマダイを釣り上げたので、「メジナ10匹よりもマダイだね」と言うとうれしそうにしていた。反応が出ているようなのだが、パッとしないので、伊東沖の噴火口と呼ばれる水深90メートルくらいのポイントに移動。
ここからサバとの戦いが始まる。サバの層を仕掛けが通過すれば何かしら釣れそうな感じなのだが、へた釣りの仕掛けはアピール度抜群のウィリー仕掛け。船中でカイワリが上がったとのアナウンスがあっても、へた釣りはサバの猛攻になす術なし。子供1号の竿がいい曲がりをしている。23センチのカイワリだった。何度かカイワリ五目に挑戦しているが、子供1号はこれが人生初のカイワリ。サバさえかわせばカイワリはいるっ!! ウィリーの針をハサミで切って3本針に減らす(もともと5本針w)。これでなんとかサバを層を突破できたが、アマダイ、アカボラ(小さかったけどへた釣り人生初)、アジと釣れるがへた釣りの竿にはカイワリが掛からない。内心相当焦っている。
ついにへた釣りの竿にも大きな引き。手巻きで10メートルほど巻いてから電動で巻き上げる。頼むから巻上げ中にサバが食うなよ~と祈りつつ取り込みに成功したのはまぁまぁのカイワリ。やっと出会えた! 船長にも「長かったね、よかったね」と言ってもらう。カイワリ!と喜んでいると巻き上げ途中にカイワリがサバに化けたとしか思えないことが何度かあって、やっともう1匹。満足サイズのカイワリをゲットし、どや顔!! サバさえいなけりゃもっと釣れてたはずなのになぁ~という気もするが、子供1号が釣った分と合わせて3匹もいれば最高級なお刺身を十分味わえる。
釣果はへた釣りがカイワリ×2、アマダイ×1、アジ×2、メジナ×5、アカボラ×1、サバ×18。子供1号はカイワリ×1、マダイ×1、アジ×1、メジナ×1、アカボラ×1、ムシガレイ×1、サバ×?。サバを全部リリースしたのだが、それでも2人掛かりでクーラー八分目は達成した。んでは、恒例のウィリーこいこいルールで計算すると……
著者: へた釣り