アナゴ0匹→キンメダイ1匹→カイワリ1匹と最近悲惨である。お祓いでもとは思わない。腕がないから釣れないだけ。今週は人生二度目のエギタコ釣りへ。腕が悪くて1匹だけしか釣れない。異次元浅居名人からタコパ用のタコを譲っていただいて子供たちの期待だけは裏切らずに済んだ。
軟体動物恐怖症を克服するまではタコ釣りはタコ触る担当の異次元浅居名人にエスコートしてもらう。お礼は大阪から仕入れてくる白い粉&茶色のどろっとしたやつ。昨年経験した人生初エギタコで8杯も釣れて非常に楽しかったので今年も連れてってとお願いしてあった。今年はタコの沸きがあまりよくなく、昨年ほどは釣れないと釘を刺されての釣行だったが、想像していたよりつらかった。そして下手さ加減を思い知らされた。
異次元浅居名人に釣り座を確保していただいて顔以外は優しい船長船の左舷の舳と2番目。キャストする自信がないへた釣りは2番目に。片舷9人での出港となり、まずは川崎の堤防で釣ることに。軽くキャストしたらオモリが底から離れないように小突いてエギを動かして誘う。根掛かりしそうな硬質な手応えがあったら少しオモリを持ち上げて位置を動かす。アピール力抜群にエギを動かしてくれる踊るタマちゃん天秤で釣り開始。ビニールが絡んだようなタコの乗りを察知しようと頑張ったが何事もなし。
千葉寄りのポイントで始めていたしゃちょう船長船より連絡があり、あまりぱっとしなかった川崎のポイントに見切りを付けて合流することに。千葉のポイントではストラクチャーに寄せての釣りになり正確にキャストできるかどうかが明暗を分けた。ストラクチャーの杭の間を狙える名人さんたちはタコをいいペースで釣り始める。へた釣りも狙い撃ちができるようにリールをキャスト対応の物に換えてきた。狙いすまして…キャストはしてみたがバックラッシュ地獄に。キャストするのは諦めて足元だけをやることに。
足元を飽きずにコツコツ小突いていればそのうち釣れるはずと信じて小突き続けたが、何かが悪いようで全くタコが触ってこない。暑いのもあって焦れる展開だが、他になにができるわけでもないので休まずに小突き続ける。ストラクチャーの際で根掛かりしてしまい、竿を真っすぐにして外すと竿に重みあり。サイズは大きくないがこのサイズでも3匹くらい釣ればたこ焼きパーティ1回分にはなる。まだ時間はあるし3匹くらいはとようやく気合が入ったのだが……これが本日奇跡的に釣れた唯一のマダコだった。
またも俺だけ全くタコの気配を感じない時間帯に突入する。もう一度だけチャンスはあった。これも根掛かりをしてしまい外すとタコが付いていた。海面に姿を現したのは1匹目よりも少し大きなタコだった。やったぁ~と抜き上げようとするとタコの足がエギから離れていくのがスローモーションみたいに見えた。そのままぽちゃりと海に帰っていってしまう。2度しかタコの姿を見ず、そのいずれもが根掛かりを外すと付いていたというだけなので…何一つタコ釣りらしいことはできてない。9匹釣った異次元浅居名人にタコを3杯分けてもらいタコパの食材を確保。頭をひっくり返して下処理してもらってお持ち帰り♪
著者: へた釣り