半夜クロムツでいい目に遭い、爆時化の悪条件でも6匹と船の下にクロムツがいれば釣れるくらいに考えていた。驕る下手は久しからず。クロムツを釣るのがすごく苦手で釣れない伝説を作ってきたのを思い出す。一度としてガコッと穂先を揺するクロムツらしき魚信は訪れず。ボウズ。
前回は爆時化の中の釣行となり釣れはしたもののクロムツとのやり取りを楽しめなかった。凪予報でクロムツとなると迷わず予約。羽田・かみやのクロムツ五目は前日には予約締切(14名)となる。いつも通りJR蒲田駅からの送迎バスを利用し受付をしてみるとなぜか9番。右舷は5人、左舷は4人での出船となった。へた釣りの釣り座は右舷の前から2番目。クロムツは縦方向のタナを当てる釣りなので席はあまり関係ないと思う。オマツリに悩まなくて済む程度に横との間隔はあるので、今日はいけそうな気がしていたのだが……。
ポイントは保田沖の水深240メートルくらい。投入が楽だし手返しがよいので今日も3本針の仕掛けで。オモリが着底したらすぐに5メートル底を切って枝ス長の70センチ刻みでストンストンと落として誘う。一度落とすと15秒から20秒くらい待つ。水深の変化が激しい場合は駆け下がりとアナウンスがあったら底を3メートルだけ切るようにして7回(約5メートル)誘い下げてオモリが底に着かなかったら底を取り直す。逆に駆け上がりの場合は底を8メートル切ってオモリが着底するまで誘い下げ続ける。
あとは辛抱強くクロムツの魚信があるまで誘い続ければなんとかなるという筋トレな釣り。クロムツでなんともならなかったのは2021年の5月が最後だったのでなんともならないこともあるということをすっかり忘れていた。オマツリで仕掛けを正すピットインの時間を除いてずっと真面目に誘い続けた。動画の撮影時間≒仕掛けがタナにある時間なので3時間近く頑張った結果のノーガコッ。ノーピクではないのはオモリが着底した瞬間にユメカサゴが何匹か釣れたから。釣れない方の深場伝説が今日から始まる予感がする。
ごめん…これ以上書くことがない。
著者: へた釣り