10月に初めて連れて行ってもらった内房勝山港・萬栄丸の半夜クロムツで自己最多を16匹に更新した。第2戦目はお邪魔虫なサバの活性は高かったがそれにも増してクロムツの活性が抜群。サバさえかわせばいい確率でクロムツの魚信があり、自己最多を27匹に、最大も38センチに。
ラーク名人に連れて行っていただいて二度目の勝山港。9時半に迎えに来てもらい11時には港に。釣り座を確保しようとすると四隅は左舷舳しか空いておらず、並んで釣ることに。舳を譲っていただく。受付開始時間は15時。昼食を摂り少しのんびりしても乗船までまだ2時間以上時間がある。ラーク名人は近くの展望台へ山登り。へた釣りは堤防で穴釣りなんぞをやってみたが、魚信は頻繁にあるが針に掛かりそうなサイズの魚はお留守のようで……竿さえあればいくらでも時間を潰せるつもりだったが…完全に失敗。なにか別の暇つぶしの方法を考えないと……。
船は16時少し前に港を離れる。「ゆっくり30分走ります」とアナウンスがあり、今日も洲崎へは行けず。ポイントに着いてもなかなか止まれずストップ&ゴーを繰り返し、いい反応が見つからないのかもと不安になったが、日が落ちる前の一投目で25センチくらいとやや小ぶりながらもクロムツをゲットする。続く二投目でも底8メートルから誘い下げると食いあげるような魚信。サバだと思ったらこれもクロムツで少しだけだがサイズアップ。サバに怯えていたがサバの邪魔はほとんどない。ならばと1匹目がかかっても粘って誘って三投目はダブル。あっと言う間の本命4匹ゲットにすっかり気をよくする。
四投目で本日初めてのサバがクロムツと一荷で釣れた。サバが釣れ始めれると少しペースダウンする。クロムツが食ってきていた底6~8メートルでもサバの方が釣れるようになる。ならばと底5メートルくらいで魚信を出そうとするがなかなか食ってこない。魚信があるタナでサバより先にクロムツが食ってくることを祈るような釣りに。先にクロムツの魚信があったらサバに食らいつかれるまでは追い食いを狙う。仕掛けが落ちないことも増えていたので少しでもクロムツ率をあげたい作戦だ。小さな魚信があり、少しずつ巻き上げながら粘っていると竿先ガコガコッな良型の手応え。高速で巻き始めると重量感あり。ラーク名人&仲乗りりょうさんから「40ありそう」言われて目標達成♪と喜んだが測ってもらうと38センチだった。それでも自己最大を更新した。
ツ抜けを目前にして失速する。サバが大挙して押し寄せてきてしまい。第1関門は仕掛け落下ガチャ。落とした全員がサバに捕まるようなタイミングもあれば上手く通り抜けるタイミングも。底までサバがエサを追いかけてきていることもあり、オモリが着いて喜んで底を切ろうとするとサバの魚信があるなんてことも。なんとか底を切ってクロムツの泳層に仕掛けを入れてからが第2関門。クロムツが先に食ってくるかサバが先かガチャ。クロムツが先に食えば追い食いを狙って粘れるが、サバが食ってくるとオマツリが怖いので巻き上げなくてはならない。この日のへた釣りは割と運がよく。クロムツが先に食って来ることが多かった。クロムツとサバ混じりの一荷で1匹ずつでも追加できたし、超幸運としか言いようがない3本針にクロムツ3匹なんてことも。
高切れでのリール交換やバックラッシュでしばらくお休みなどアンラッキーな出来事もあったが釣りとしては最後までラッキー続きだった。サバに邪魔されながらもポツポツとはクロムツを混ぜることができていたし、サバが大人しくなったタイミングでは本日二度目の3本針パーフェクトも達成できた。アジの邪魔がほとんどなく、クロムツの魚信を見分けることに集中できたので釣りやすかった。最後までほぼ途切れずに魚信を出し続けることができ、クロムツとサバ相手にとにかく忙しかった。35センチ級は3匹くらいしかいないがほとんどが30センチ級で27匹。60リットルクーラーがスカスカに見えない程度には釣れたのがうれしい。2釣行連続で自己最多を更新できたのだから、萬栄丸の半夜クロムツは裏切らない!!
著者: へた釣り