だ~か~ら~!! 入れこんだってロクなことないんだよ! 竿を買い、釣り方を見直して臨んだ羽田・かみやのオニカサゴプチ大会。結果は大凶。本命が釣れなかったどころか本命以外からの魚信すら一度もなかったので大大凶。お土産は抽選会で当たった肉まん3つだけ。万策尽きた?
今日は釣れるだろうと信じていた。オニカサゴに適した竿を買い、仕掛けを作り直し、タナの探り方も勉強した。でも、魚信は一度も訪れることなく、120号のオモリをぶら下げてひたすら筋トレ。1匹全長勝負だから、最後の最後まであきらめずに頑張ったつもり。でも、何も起きなかった。オニカサゴは全く相手をしてくれなかった。心がささくれ立っている。
船宿に着くとデカッw船長船、しゃちょう船長船ともにまだ席が空いていた。普通ならいつもお世話になっているデカッw船長船を選ぶのだが、乗っているメンバーが悪すぎる。異次元O塚名人、オニカサゴスィーパーのM野名人、オニカサゴ船竿頭常連のH林名人&S藤名人、これに昨年の年間チャンピオンのS木名人、大会で必ずおいしいとこを持って行くM名人。まぁ、早い話が船下の魚を奪い合って勝てる気がしない脂っこいメンバーがデカッw船長船に集結していたわけだ。一瞬の迷いもなく、しゃちょう船の空いている席を選ぶ。桟橋で「どうして? 一緒に釣りましょうよ」と言われた。「あんたらとは釣りたくない」とは応えられないので、返答に困る。
しゃちょう船は、洲崎沖まで1時間40分かけて大遠征。大島が大きく見えるポイントでの釣りとなった。ウィリー五目の主戦場だがオニカサゴで来たのは初めて。水深がめまぐるしく変わるポイントで釣り開始。すぐに船中オニカサゴが上がったとのアナウンスがある。何度か流し直すうちにへた釣りの左隣でもまずまずサイズのオニカサゴ(39.2センチで3位入賞だった)が釣れる。そのうち釣れるだろうと魚信は全くないけれど余裕はまだあった。
余裕はあるが、焦れないわけではない。どうして魚信がないんだろう?といろいろ試してみる。誘い上げパターンを止めてタナを取り直すたびに底を切る長さを10センチずつ変えてみたり、フワフワという誘いを入れてみたり、餌のヒラヒラ感が足りないのかも?とほとんど皮だけにハラモを加工しみたり。一向に魚信はない。オニカサゴが苦手な理由がこれである。試してみたことへのレスポンスが悪いので、試行錯誤の正否を知ることなく終わってしまうことが多い。本日も何の手掛かりを得ることなく、洲崎沖~剣崎沖で筋トレに勤しんで終了してしまった。
これで2週連続クーラー空っぽ。「今日も魚なし?」と妻1号や子供たちに馬鹿にされる。桟橋で表彰式をぼんやりと眺める。参加してないに等しいわけで他人事だもんね。期待は抽選会。オニカサゴよりも美味しい物が当たらないかぁっと。狙いは北海道ラーメンセットだったが、外れ。肉まんが当たった。ちょうど3つある。妻1号と子供たちに食べてもらおう。来週はオニカサゴをお休みして、ちゃんとクーラーに魚が入る釣りに行こうと思う。
著者: へた釣り