GW2戦目は2014年のマゴチの開幕戦。目標を3匹に設定していた。下手なくせに高望みしすぎかな?と思っていたが、なんとかクリア。ただしサイズは一塁打2本とデカッwが1本。身の量=満足度だとすると、ちょっぴり足りないって感じ。悔しいからGW後半にもう1戦しちゃおうかなぁ~。
午後から雨予報で明日は平日なのでGW中一番空いてるかもという理由でこの日を開幕日に選んだ。船の下にいるマゴチの奪い合いに勝ち抜く自信がない。なるべく競争相手が少ない日がよい。後半の上げ潮勝負で潮先は右舷。できれば右舷に入りたかったが、桟橋に着いてみると右舷は既に等間隔に6人。割り込む余地はない。左舷のどこにしようかと迷っていると、羽田・かみやの光圀ちゃまから「ブログにどエロな黄門ちゃまと書かないなら大艫を譲ってやるよ」との申し出。もちろん、どエロな黄門ちゃまとは二度と書かないと約束して大艫に入れてもらう。
左舷の艫は午前中の特等席にしてスーパー潮先シート。「その席で釣れなきゃ相当恥ずかしいよ」とからかわれながら、大貫沖へ1時間の航路。釣り始めるとすぐに右舷艫の竿が曲がる。続いてもう1回、ついでにもう1回と、立て続けに3匹のマゴチを釣り上げる。どうして? へた釣りの竿には全く魚信がない。隣の光圀ちゃまにも1匹。なんでぇ~~!! デカッw船長から「それ…餌付いてる?」。ずっと手持ちで釣っていて魚信がないんだから付いてるに決まってると思いつつ巻き上げてみると……餌がない。釣れないわけだwww
餌を付けて仕掛けを入れ直すとほどなくして、竿先クンクン。デカッw船長が飛んでくる。「まだ、まだ、まだ……アワセて!!」。思い切り竿を持ち上げると胴からひん曲がる。「完璧!」って…そりゃ言われた通りのタイミングでアワセたんだから……放っておくと釣れないと思われている? タモに収まったのは45センチの2014年初マゴチ。釣ったというより釣らせてもらった感が強いけど、ボウズは免れたので、嬉しさと口惜しさが相半ば。
その後、エビの頭だけ残っていたり(魚信がないのはフグの仕業らしい)、イカと思われる噛み傷があったりし続ける。ようやく2回目のマゴチの魚信があったのは10時を少し回ったころ。竿先クンクンに続いて、竿を大きく2回引き込んだところで竿を持ち上げると、乗った!! 今度は一人でアワセられたので、ちょっぴりうれしい。これが本日最大の49センチ。1センチ足らずで二塁打にはならなかったが、釣り開始から2時間で2匹目なのでへた釣りにしてはいいペース。時速1匹なら5匹は行けちゃうかも。
が、次の魚信が遠い。タナを取り直して竿を上げている最中に、手元に微妙は重みを感じる。そこで少し待ってみたのだが、大きく引き込む様子はないので、「イカ~~~♪」とタモの準備をお願いしつつ巻き上げる。巻き上げ始めると魚っぽい手応え。「あれ? マゴチ~♪」。ただし、タモは不要なかわいいサイズ。36センチ。背後からお約束の「デカッw」という称賛(?)の声。時刻は11時20分だったので、時速1匹ペースをなんとかキープ。
その後、上げ潮に変わると魚信がピタッとなくなる。潮が緩んだのでタナを底から1メートル20センチほど切っていたのだが、どうやらこれがよくなかったようだ。すぐ横で光圀ちゃまが50センチ超えの二塁打サイズを3本追加したのに、へた釣りの竿は沈黙。釣れたのはアカクラゲの触手だけ。あとでタナを聞くと、底から50センチ~60センチでよかったらしい。潮の速さをどう把握しタナを決めるかは昨シーズンから課題だったが、今年もいきなりタナを外して大失速した。
2時を過ぎ、そろそろ終了の時間が迫ってきたとき、最後の竿先クンクン。教科書通りに少しずつ竿先を引きこんでいく魚信に変わる。アワセる。乗った!! 竿の曲がりも悪くないが、なんだか巻き上げ中の抵抗が弱い。上がってきたのはショウサイフグ。「持って帰らないの? 身だけ食べれば大丈夫だよ」とデカッw船長に言われたが、食い意地が張っているせいで死んだ人にはなりたくないから持って帰らない。いい席に座らせてもらったお礼に光圀ちゃまに献上する。というわけで2014年マゴチ開幕戦は3匹で終了。
著者: へた釣り