マゴチをではなくカサゴを釣りに2014年初の大貫沖まで行ったのだが…いたよ…マゴチ釣りの最大の敵にして、粘り強さだけは自慢できるへた釣りの釣る気を失せさせてくれる…ヤツがっ!! アカクラゲである。何か有効な対策がないかと調べてみたんだけど……ないね。お手上げかも。
海中から仕掛けを巻き上げると、ハリスにべっとりと絡みつく褐色の触手。釣りをしていた起こる嫌な出来事はたいがい自分のせいなんだけど、ことこいつに限っては、「なんやねん、お前、邪魔すんなや!!」とぶつける先のない怒りがこみ上げてくる。嫌な思い出もある。こいつを触ったあとで小用を足したら、そのあと股間からあ~~~ん♪な刺激を感じつつ釣るハメになった。指先が2、3日火傷したみたいになって仕事でキーボードを叩くのが嫌になったことも。
アカクラゲへの対策。何かないものかと調べてみた。仕掛けにからみつかなくする方法はないようである。針数を減らすのは有効みたいだが、マゴチ釣りはもともと1本針。針数を減らすと釣りにならない。ハリスにからんだ触手はタオルでしごくように取る。餌のエビからアカクラゲの触手を除去するのはやめた方がいい。少ししか触手がからんでないからと無駄な努力をしたところで棘があるエビからきれいには除去しきれないし、アカクラゲにやられて弱ったエビにマゴチは食ってこないように感じる。潔く諦めて新しい餌に付け替えるしかないようだ。
アカクラゲの触手を触ってしまった場合、まずは海水でよく洗い流す。船にはポンプで海水が汲み上げられているので、それで触手を洗い流す。擦ってはいけないようだ。毒を皮膚に擦り込むことになり痛みが増す。海水で洗ったあとはアルコール消毒するといいようなのでスプレータイプの消毒液を持って行くのはありかもしれない。仕上げに抗ヒスタミン軟膏を塗るのもいいとある。抗ヒスタミン軟膏って早い話が虫さされの薬なので家にあるのを持って行けばいい。
アカクラゲ用に買うならアンモニアが入っている強力タイプだとなおいいみたいだ。
著者: へた釣り