渋い海に救われたとしか思えない。トップでも10匹と激渋のTKB51羽田・かみや予選2戦目。へた釣りはというと、なんと4匹しか釣れなかった。でも、25.1、22.9、21.5。3匹合計長69.5センチで、予選突破。今年も東京湾で最も盛大なカワハギ祭り、TKB51決勝戦に参加できる。うれしい♪
昨日、用意したアミノ酸大増量+ニンニクパワー添加の人間さま用アサリを持って、送迎バスの待つJR蒲田駅へ。思わぬ再会。2月にメバル釣りをご一緒させていただいたYOKOさんが、バスを待ってぽつねんと立っておられた。なんでも、カワハギ修行のためにTKB51予選を転戦されているという。桟橋前の受付に行くと席は右舷胴に2席しか空いていない。YOKOさんと並んで釣れることに。リールがステファーノだったので、ええなぁ~と眺めながらもアサリ剥きなどに忙しく出船前はあまりお話できず。今年のTKB51予選は先週のあべなぎさといい、なんだか女性に恵まれるなぁ~っと。恵まれたいのは良型のカワハギとのご縁なんだけどw
本日の船長はデカッw船長。船は竹岡沖を目指して1時間の東京湾クルーズ。海堡をすぎたあたりでアミノ酸大増量+ニンニクパワー添加の人間さま用アサリをアミノシュリンクでひたひたに浸す。1発で餌を取られないようにかなり硬めにして使ってみようと考えていたので、10分以上漬けたままにしておく。本日の作戦は底を50センチくらい切ったちょい宙フワフワで錘が底に着くまで送ってアワセる。感知できる魚信があっても、底に送るまで餌が残っていなくてはいけない。作戦通りの竿の操作で開始してすぐにカワハギをゲット。ただし20センチ未満。活性はそこそこいいのかな?とこのときは思った。
あとが続かない。2度目のカワハギらしき魚信があったのは釣り始めて1時間くらい経った9時30分ころ。竿先をカンカンと叩いて引きこむ手ごたえに、まずまず以上のサイズと確信。タモを持って上乗りさんがやってきてくれる。サイズは25.1センチ。ビッグサイズではないが、これを3枚そろえれば予選突破確実サイズ。今シーズンの最大サイズを0.6センチだが更新したので、幸先悪くないかも。あと1匹で取りあえずノルマクリアなのだが、ここでまた間が空く。宙ではほとんど魚信がないので、ゼロテンションに切り替えて、10時すぎにようやく3匹目。巻き上げ中、船長が後ろから「ベラ、ベラ、それはどう見てもベラ」と呪いをかけてくる。水面にカワハギの姿が見えても「ナイスベラ!」。「カワハギです!!!」。抜きあげに成功すると、ようやくカワハギだと認めてもらえて計測…22.9センチ。
25.1+22.9で、48センチ。予選の突破ラインは70センチくらいのことが多いので、あと22センチ。キープしてある最初のカワハギは目測で17センチくらいなので5センチ足りない。「あと1匹、あと1匹、25センチに近いサイズを釣れば…」と、ブツブツ言いながらの釣りになる。が……船の上で算数をし始めると、釣りが狂ってしまうようで、魚信があっても針掛かりに持ち込めずに、アワセそこねて、あ~~~、う~~~~、え~~~~と天を仰ぎ見続けることになる。やっと針掛かりさせても、トラギスダブル、カサゴのダブル、カサゴとベラのダブル。釣っても釣ってもゲストばかりで肝心のカワハギは……。
25センチとは言わない、22センチ釣れてくれぇ~と、もう半ば涙目で竿を握って、えいや、とりゃ。何かが狂ったまま時間だけが過ぎていく。ようやく4匹目のカワハギが釣れたのは13時くらい。20センチくらい? まだ足りないよなぁ~と、その後も悪戦苦闘するものの。そのまま沖上がりの時間に。最後に釣ったカワハギを計測してもらうと、21.5センチ……0.5センチ足りないので、今日もダメだったかな? 桟橋に着いてから結果発表。トップ75.1センチ、2位74.1センチ。やっぱり70センチはいるよなぁ~と思っていたが、3位同率で69.5センチ。!…!!……!!!!。同率3位で勝ち抜け!
4匹しか釣ってないのに。4匹って船(17人)中下から4番目なのに。運にだけは恵まれてTKB51ルールでは第3位。デカッw船長に「何匹釣れました?」と聞かれて、「4匹」と答えると、「リリースしたのも含めて?」って聞き直されちゃったもんなぁ~。でも、今年もなんとかなったw 12月7日の決勝戦がとっても楽しみ♪ 10月、11月は頑張ってカワハギの練習に勤しむぞ!!
著者: へた釣り