あまり自慢できないカワハギ釣りの悩みを2つ。まず、針をまっすぐ上に向けてハリス止めに装着することができない。ものすごく慎重にやってもできないものはできない。45度以内の誤差ならOKってことにしている。もう1つは、クイックハリハズシが使えずに宝の持ち腐れになっている。
餌をどうだこうだ、釣り方をどうだこうだと言う前に出来てないことがある。カワハギの仕掛けはハリス止めに糸付きの針を装着して使う。このときの注意点は1つだけ。針がまっすぐ上に向くように付ける。これが何度やってもできない。幹糸とハリスが水平になるようにハリス止めに糸を通す。針がまっすぐになっているのを確認して、ハリス止めの溝に向けてハリスを滑らせる。やり方は合っていると思う。でも、針が真下を向いてしまうことさえあるのだから、不器用にもほどがある。さすがに針先が下を向いているときは付け直すが、左右45度のねじれは妥協する。まっすぐ付けられないのでまぁいいかと考えているのだが、先々週、「針曲がってるけど大丈夫ですか?」と指摘された。45度くらいなら大丈夫と考えていたが大丈夫ではないらしい。今年のカワハギ釣りのテーマの1つがまっすぐ針を上向けるだったりする。手先の精度が極端に悪いへた釣りでもなんとかなる方法ってないのかなぁ?
針をまっすぐ付けられないのに、針の交換はまめにする。ナノスムースコートされた針先がすぐに甘くなる針を使っているせいでもあるが、ベラでもトラギスでも何か魚が掛かった針は必ず新しい物に変える。針代だけで1釣行1袋半だから1袋700円として1000円超え。さすがに贅沢がすぎるのではと思い始めてきた。クイックハリハズシという魚に触らずに簡単に針が外せるはずの道具を持っているのだが……何度やってもうまく針を外せないのである。道具が悪いわけではない。横の人がこれを使ってベラなどリリースしているのを何度も見ている。ところが…へた釣りの手に掛かると、針は全く外れてくれない。クイックハリハズシをちゃんと使えるようになる。これが今年のカワハギ釣りの2つめのテーマだったりする。
著者: へた釣り