前回釣行で上乗りさんに仕掛けの選び方やタナの決め方、シャクリ方を教わり、今回こそは縦縞が消えたイサキを釣るぞと気合いを入れて臨んだ金沢八景・一之瀬丸のLTイサキ2戦目。前日までの釣果も上々。1匹くらいは満足サイズのイサキをゲットできると思ってたんだけど。
始発に乗り込み、6時30分に一之瀬丸に到着すると、2隻出しのはずなのに既に1隻分の席札は外されている。残る1隻も空いているのは、左舷胴の間が1席だけ。いったい皆さん何時からスタンバイしてるの? 選択肢はないので左胴の間でスタート。本日は片舷8名の釣り客を乗せて、50分かけて剣先沖へ。到着すると既に大船団。しかも、ほとんどの船は満席状態。
■30センチ超アジの活性が高すぎて入れ食いになることも仕掛けは、ウィリー2本針+空針1本にオキアミを付けて。3本ともウィリーで頑張れよと自分に言いたくもなるが、オキアミが付いていないと不安なのである。指示ダナの80%くらいの部分を攻めるというのが本日の方針。船長がアナウンスする指示ダナが「20メートル~14メートル」だとすると、16メートルのタナを本命に、その下2メートルをシャクることにした。
誘いはソフトに、30センチ刻みでフワリと竿先を持ち上げ、持ち上げた分だけ糸を巻き取る。6回~7回シャクると約2メートル巻き上げることになる。コマセカゴは上を1/3開け、下は全閉。2メートルのシャクりを2回(14回コマセを振り出す)で、カゴが空になるようにソフトにシャクる。魚信があるにはあったのだが、コッときてコッコココグーンとなるのがアジの魚信。立て続けに30センチ超のアジを2匹ゲット。2匹ともオキアミにではなく、ウィリーに食ってきた。
■ウリンボは美味しいよぉ~ でも大イサキ釣りたいよぉ~どうやら、指示ダナの80%という方針だと、タナが深すぎて活性の高いアジしかいないようなので、タナを少し上げることに。何度かポイントを移動すると、コンッときていきなり針掛かりするイサキの魚信も出始めたのだが……例によってサイズが出ない。15センチ~18センチくらいまで。ウリンボかぁとがっかりしていると、船長がマイクで「ウリンボは美味しいよぉ~」。美味しいのは分かっているのだが、大きいのが釣りたいぞ!
潮どまりで中弛みした時間帯以外はウリンボやアジが釣れてくれる。25センチ以上のイサキは船中4~5枚といったところだろうか? タナを深めにしていた人はアジでクーラーが満タン。置き竿にしている人のウィリー仕掛けでもアジが釣れていた。へた釣りは大イサキを狙って、タナを上げすぎていたせいか、アジよりイサキ(ウリンボ)の方がたくさん釣れたんだけど……縦縞が消えたイサキは今回もゲットならず。
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著者: へた釣り