前回釣行で2匹しか釣れなかったエビメバル。潮回りのよい日なら昼間の釣行でも大丈夫ってことを調べて再チャレンジしてきたのだが……強風とウネリに悩まされたうえにメバルさんはどうやらお休みだったようで……危うく2011年初の本命ボウズになるとこだった。
「メバル凪」という言葉があるように、メバルは凪の日の方が釣れるってことは知っていた。でもまぁ、それは堤防での話であって船からなら少々ウネリがあっても水深があるから大丈夫だろうという考えは甘かった。風速10メートルの中、東大井・いわた釣船店から本牧沖へ。羽田沖で既に船が波の上をジャンプするというバッドコンディションの中、風裏になる国際埠頭周辺でメバル釣りスタート。
■錘を底に着けるのに一苦労…魚信なんて分かんねぇ国際埠頭周辺は魚信なし。短時間で移動移動の繰り返し。移動するたび、どんどん釣りやすい風裏から、波風の影響を受けやすいポイントへ移動していくわけで、錘が着底している状態をキープするのに一苦労するようになっていく。誘いを兼ねてマメに底を取り直して船の揺れに合わせて竿を送ったり上げたりという大層疲れる釣りに。できることはしているつもりなのだが魚信が遠く、こりゃとうとう2011年初の本命ボウズかと覚悟した。浅場のポイントで15センチくらいのカサゴ。気持ちに余裕があればリリースサイズなのだが、ボウズ覚悟の切羽詰まった状況では唐揚げサイズ。
釣り始めて3時間目くらいからたまに魚信が出るようになったのだが、釣れてくるのは唐揚げサイズのカサゴばかり。今日はメバルはお休みかなぁ~っと半ばあきらめかけていた。船長さんは停泊中の船の後ろにぴったりつけたり、魚信がないと分かるとすばやく移動を繰り返したりと頑張ってくれているのだが……。船は猿島沖を経て浦賀沖まで、大遠征。
■ようやく出会えたメバル&なぜか35センチ超のアジストラクチャー回りではなく、沖の根周りを攻め始めてようやく本命のメバルをゲット! どうせカサゴだろと思ってリールを巻いていたら意外と強い引き。あがってきたのは22センチの本命メバル。続いて15センチのメバル。巻き上げている途中に急に引きが強くなったと思ったら、あがってきたのは35センチの大アジというオマケつきで、唐揚げ、煮付けに続いてお刺身も調達成功。この辺りでようやく心にゆとりができ始めるも、バケツに入れておいて腹を見せて弱っているカサゴをリリースするわけにもいかず、今さら唐揚げは中止できない。
さらに23センチのメバルを1匹追加して沖あがり。結果、
お刺身 マアジ 1匹 35cm
煮付け メバル 2匹 22~23㎝
カサゴ 1匹 20㎝
唐揚げ メバル 1匹 15㎝
カサゴ 4匹 ~15㎝
ちょっと寂しい釣果ではあるが、大好物のアジの刺身とメバルの煮付けが釣れたのでなんとか満足。次回のメバル釣りは夜釣りの予定。メバルといえば夜だよねw
著者: へた釣り