西表島まで来て釣れない釣りはもうイヤだ! ってなわけで初日にもお世話になった島道楽で今度はリーフゲーム。ライトタックルで南の島のカラフルなお魚に遊んでもらって、ついでにシュノーケリングをしてリーフを泳ぐ魚の様子を見て楽しもうというプラン。家族4人で西表の自然を満喫。
この日も最初だけルアー釣り。スプーンを投げて引いてくると魚信はたくさんあり、この日は魚の活性は悪くなさそう。残念なのはルアー竿はホテルに置いてきたためキス竿でルアー。竿が柔らかすぎてフッキングがあまいらしくバラシまくってもったない状態。マグロの切り身を餌に餌釣りを始めると、まさに入れ食い。サイズも30センチ超が中心でダブルもあるのでライトタックルの竿先は海面に刺さりっぱなしの実にうれしい釣りとなった。釣れたのはバラハタ、アカハタ、ニジハタ、マダラハタ、メイチダイ、トガリエビス、イシフエダイ、アミメフエダイ、バラフエダイ、イソフエフキ、シモフリフエフキ、イトフエフキ、キツネウオ、ホウセキキントキ、クマドリ、カワハギ類、ベラ類。サイズ以上に引きが強く、油断するとリーフに潜られたりするのだからたまらない。大きめのハタがかかると両軸リールのドラグが滑りまくったりもする。
竿:シマノ ベイゲーム ライト M190
リール:ダイワ AIRD 100R(PE1.5号)
竿:ダイワ FIELDER KISU 180
リール:シマノ レアニウム CI4 C2000S(PE0.8号)
釣ったお魚を小渕船長に料理してもらって無人の浜でお食事タイム。メイチダイとバラハタはお刺身に、マダラハタをマースミにしてもらう。旨い! 自分で釣った釣れたての魚は旨いに決まっている。お食事後はシュノーケリング初体験。浜の近くでファインディング・ニモなわけだが、ハマクマノミをまず見つけ、その後本命のカクレクマノミを発見。子供1号は網を持って捕獲しようとしていたが、そうそう捕まってくれるものではない。浜で慣れたら少し沖のポイントへ。小型のカツオのナブラが立っている海にエントリー。小魚が目の前を横切ったり、底の方ではハタタテダイ(大型のエンゼルフィッシュみたい)やらブダイが悠然と泳いでいる。追いかけてみたが魚は速い。でも慌てて逃げていく魚の姿が実にかわいらしくて気分は大型のフィッシュイーター。
シュノーケリングを楽しんだら、後半の釣りへ。午前中同様入れ食いタイムが続いていたのであるが、最後の最後に子供1号の竿が強烈にしなる。リーフに潜られないようにドラグは締め気味に設定してあったのに滑りまくる。上がってきたのは満足サイズ(40センチ級)のハマフエフキ(タマン)。しかもダブルで付いていたのだから、重いわけだ。釣った魚はホテルに持ち込み、お刺身、煮付け、唐揚げにしてペロリと完食。白身の魚はどう料理しても美味しい。西表島サイコー! 島道楽さん、ありがとう!
著者: へた釣り