10月13日は子供2号と江戸前釣りアジ大会に参加する予定。LTアジの練習しとこうかなぁと初めての船宿シリーズ第3弾で羽田・かめだやから。この日はTKB52のかめだや予選だったりして、「どうしてアジ!?」と叱られる。そんなこと言われてもTKB52予選は達人さんが勝ち抜けてからw
台風が中国の方に行ってくれたおかげで久々の週2回釣行。カワハギは今週末にTKB52予選直前の練習に行く予定なので、来月に控えているもう1つの大会、江戸前釣りアジ大会の練習にLTアジに行くことにした。LTアジは金沢八景・一之瀬丸から乗ることが多いのだが、大会で乗る船は羽田・かみや。攻めるポイントが違うので練習にならない。LTアジで出船している船を探すと、かめだやが見つかった。かめだやはTKB52に参加しているので、現在エントリーしている予選で全滅したら、お世話になるかもしれない。下見を兼ねて乗ってみることに。
実は、かめだやには1つ大きな問題が。JR蒲田駅から出る送迎バスを待つ場所がかみやと同じだった。いつも送迎でお世話になっている船長に「今日はかめだや」と言うのは相当気まずい。事前にH賀達人から「今日はかめだやから大会の練習みたいですよ~」と伝えてもらうようにお願いする。でもよく考えると別に悪いことをしているわけではないので、淳ちゃん船長に軽く会釈だけしてかめだやの送迎バスに乗り込む。それでもやっぱり気まずいなぁ~というのが正直なところ。かみやとかめだやは同じ組合所属なので、仲が悪いわけじゃないんだろうけど……。送迎バスは満席でほとんどがTKB52予選に参加する人だった。
初めての船宿もこの1ヶ月で3宿目ともなるとさすがに慣れてきた。かめだやは船釣り入門者にやさしい船だった。LTアジ船はなぜか超がつくほどの満員。左舷は12人でうち10人は貸し竿だった。釣り方の指導は船長と上乗りさんが2人がかりで手取り足取り竿取りビシ取りって感じ。へた釣りは常連のベテランさんに団体さんが来るから詰めてと言われて左舷の舳で釣ることに。アジなので隅っこだとコマセが効かないかもと不安だったが、オマツリに巻き込まれることなく釣ることができた。かめだやの船にも海水が出るホースがなかった。あるのが当たり前だと思っていたが、ない船って多いのかな?
船は30分ほど走って中の瀬から釣りスタート。湾奥出船のアジ船が何隻か集まっていたので、釣れてるのかな?と期待して仕掛けを投入する。船長の指示は「底から2メートル」だったので、ビシを1メートル切ってコマセを振り出し、さらに50センチあげてもう1シャクリ。コマセと仕掛けが同調するようにあと50センチあげて待ってみた。何もない。頑張ってコマセを振り続けたのだが、全くアジの気配がないままに時間が過ぎていく。何カ所かポイントは変わったが状況は変わらずに本牧沖へ移動することに。
へた釣りの横の人が船酔いでダウンしてぐったり。船酔いのつらさはよく知っているので、キャビンに入って寝てればいいのにと思ったが、なかなか根性のある人で、釣り座で寝たり起きたり、起きれば竿を出し、ついでにゲロも出し。本人は申し訳なさそうにしていたが、このゲロがアジが釣れだす合図だった。25センチくらいのアジがポツリポツリと釣れ始める。横の人のゲロがおさまると魚信が遠のく。また吐くと釣れるのであるから、「船酔いして気の毒だけど、もっと吐けぇぇぇええ!!」であるw 本牧沖の1カ所目で22匹ゲットした。
横の人は移動中の船の揺れに弱いようで、ポイント移動すると早速ゲロ噴射。入れ食いタイムの始まりである。型は少々小ぶりになったが、タナで待てばすぐに魚信がある。ダブルあり、1回だけだけど針数パーフェクトのトリプルありと絶好調に。サバも混じったがまずまずのペースで釣れ盛る。サバはゲロのお礼に横の人に差し上げた。最後の1時間半ほどで21匹釣って、合計43匹。最初どうなることかと思ったが終わってみればそこそこの釣果。ただし、船中35センチ級のアジが何匹が釣れていたのにへた釣りの最大サイズは25センチ止まり。大きなアジの釣り方ってあるのかな?
著者: へた釣り