痛風であまりたくさんお魚を食べられないから少量で満足感がある魚を釣ろうというのがテーマだった。カイワリ2匹+カンパチ1匹いればいいかなと臨んだ宇佐美・治久丸のカイワリ・カンパチリレーだったが、サバとカマスがうるさすぎて大苦戦。カンパチをなんとか1匹。カイワリはボウズ。
へた釣り家のお刺身の3強はカイワリ・アカムツ、カンパチ。上位3位のうち2種を1日に狙えるのであるからなんてお得なリレーである。湘南新宿ラインで平塚へ。平塚から東海道線に乗り継いで熱海へ。熱海から伊東線で宇佐美を目指す。旅行客で電車が混雑するだろうからと夏休みの間は宇佐美へのプチ遠征を行わなかったが、9月になっても電車は混んでいた。港に着くと船長が出船の準備中。午前船はカイワリはだめだったがカンパチは好調だったとのこと。
好調だというカンパチから釣ることに。港を出てすぐの漁礁ポイントから。へた釣りはハリス6号のカブラ4本針で狙う。カブラに直接食ってきてもいいし、カブラに食ってきたアジに食ってきてもよしというハイブリットな釣り方。船長から目まぐるしく待つタナの指示が出るので、指示ダナの3メートル下までビシを落としてコマセを撒きつつタナに合わせる。小アジを掛けて勝負したいのだが、アジがなかなか連れてくれずサバばかり。ようやくアジが掛かったので外さずに投入すると、アジが暴れる手応えが続いてズド~ンと穂先が入る。35センチくらいのカンパチでとりあえず本命ゲット♪
その後もアジを掛けるのに苦戦し、餌には適さないサバばかりが釣れてしまう。船長はサバを嫌ってポイントを移動してくれたが、サバ以上にやっかいなお邪魔虫が湧いていた。アカカマスだ。移動したポイントではアジは全く釣れずに魚信があったらアカカマス。それも針数ついてくる。干物にして美味しい魚なので最初は喜んでたが、無駄に活性がよいのでカブラを飲み込んでしまい、6号のハリスが痛みまくる。カブラの魚皮も数匹釣ればボロボロになってしまい、なんとか釣らずに済む方法はないかと悩みだす。カマスを避けてアジを釣る方法はなさそう。
カマスばかりでうんざりしていると初島沖に移動してカイワリを狙うとのアナウンス。待ってましたと夏場に実績のあるウィリー+カブラ仕掛けを投入したが、90メートル前後はエグいくらいのサバ地獄。底3メートルでシャクリ始めようとしたら既にサバが掛かっているのではお手上げである。60メートルの浅めのポイントに移動するも、ここでもサバの邪魔は止まない。イナダとヒメダイが釣れただけでカイワリらしき魚信は一度もなかった。船長も埒が明かないと判断したようでカンパチ狙いに戻ることに。
カブラ仕掛けになかなかアジが食ってこないのでウィリー仕掛けでアジを確保してからカンパチを狙うことに。ウィリーならアジは簡単に釣れるつもりだったが本日の宇佐美は甘くない。サバが元気すぎてアジを追い散らしている感じでとにかくサバ優勢。アジは何かの間違いで釣れる感じ。なんとか釣れたアジでカンパチを狙う。2度ほど竿に重みが乗って何かがアジを咥えた感触まではあったが、魚が小ぶりなのか針掛かりまではせずに沖上がりの時間に。六目釣れたのでまずまずなんだけど…あと一目カイワリさえいればな~っ。
著者: へた釣り