最近アジ釣りばかりしていたので重量感のある引きを求めてGW第2戦はマゴチ釣りへ。60センチ超えのメガマゴチでも釣って最高のゴールデンウィークにしたかったのだが…釣りで夢みたいなことを思い描くとだいたい裏切られる。マゴチ激渋で40センチ級をなんとか1匹だけ。痺れたよ。
ゴールデンウィークになんとか3釣行しようとしているが、5月5日以降の予報が芳しくないので、2釣行で終わりとなる公算が高くなっている。2023年のゴールデンウィークの思い出となる魚を釣りたかったのだが……無理だった。羽田・かみやからマゴチ釣りへ。凪で釣りやすいし、大潮で潮の流れもいいはず。ポイントは一昨日トップ11匹と大爆発した大貫沖。期待するしかない条件はそろっていたが、ゴールデンウィーク後半初日はマゴチもお休みだったようで、あまりの魚信の少なさに竿持って寝落ちしそうになったよ。
50分ほど走って大貫沖の水深20メートルくらいのポイントへ。マゴチで20メートルはやや深めだが一昨日に魚信連発した水深と思われる。オモリが着底したら竿を海面に向けてリールを巻いてオモリを少しだけ浮かせる。その状態から竿を水平まで持ち上げるとオモリがだいたい1メートル底を切っている感じになる。20秒くらい待ったら竿を下げて底を取り直す。オモリが着底すると餌のサイマキエビがオモリの重さから解放されて元気に泳ぐ。それが誘いになるはずなのだが…。なんか違うかな?という魚信があり竿の胴にまで重みが乗った。どりゃぁあと景気づけの掛け声を上げてアワセる。湾フグ船なら白子が期待できると大喜びできるサイズのショウサイフグでスタート。
船中何匹かマゴチやイネゴチが釣れたのを確認する。へた釣りの竿にも二度目の魚信あり。最初の魚信は小さかったが仕掛けが張るように竿を操作すると胴までしっかり重みが乗る。アワセも決まって「これはマゴチでしょ!」と宣言し喜々としてリールを巻いていたのだが、後ろから見ていた淳ちゃん船長はマゴチじゃないと分かっていた模様。これまた白子が期待できるサイズのショウサイフグ。その後フグの猛攻に遭い、餌がすぐに頭だけになる。三度目の魚信は…さすがにマゴチだよねと思ったが、先ほど空騒ぎしているので騒がずアワセる。リールを巻き始めると今度こそマゴチと確信。フグとは重量感も引きのパワーも違った。40センチ級と大喜びできるサイズではないが、本命ボウズ回避で一安心。
ここまでフグに餌を齧られまくって餌代3000円コースかもと冗談を言っていたのだが、フグの魚信すら少なくなっていく。マゴチ釣りはいい時間帯とそうでない時間帯があることを知っているのでしばらく我慢の時間と思っていたが、しばらくじゃなかった。以降、ず~っとそうでない時間帯が続く。海中でエビが動いている手応えが伝わってくると嬉しくなるほど何も起きずに時間が過ぎていく。操舵室の下だったので無線が聞こえてくるが、どの船の船長も泣き言やぼやきを連発していたので大貫中はどうにもならない感じだったと思われる。
淳ちゃん船長より移動のアナウンス。20分ほど北上富津沖へ。ここも魚信なしでさらに北上するがここもダメ。今度は少しだけ南下して富津のLNGバースへ。アジでは来たことがあるポイントだが、こんなところにマゴチなんているの?と思ったがルアーの人が釣っていたのでいた。午後から風は少しずつ強くなってきたが、釣りにくいと感じるほどには海は悪くならず、待望の凪での釣りだったわけだが…撃沈。1匹だけだけど本命釣れてよかった~。
著者: へた釣り