……………マゴチ大会だった……でも何もなかった1日だった

本日は江戸前釣りサーキット大会のマゴチの部。羽田・かみやから参加してきた。…………楽しみにしていたマゴチ大会だった……でも何もなかった1日だった。1日やってマゴチの魚信はゼロ。釣ってる人は釣ってたのだから、何かが悪いはず。何が悪かったのか考える気力も尽きている。

7時30分に港を払い、船は一路、最近マゴチの好調が伝えられている大貫沖へ1時間の東京湾クルーズ。悪い予感は何もない。富士山を見ながら、こいつは縁起がいいや、と喜んでいた。今シーズンのマゴチは4匹→1匹→6匹と、よくもないが悪くもない。苦戦の予感は微塵も待ち合わせていなかった。60センチ釣れば上位だなんて分不相応なことを考えていたわけだ。

■何が悪いか分からないけどフグとイカしか魚信がないまま…

江戸前釣りサーキット大会のマゴチの部は南六郷・ミナミ、羽田・かみや、深川・吉野屋の共同開催のため、一度大貫沖のポイント近くに集合して、大会開始。各々のポイントで釣り開始となる。投入してしばらくすると、コッという小さな魚信。マゴチらしい本魚信に発展することなく、魚信終了。仕掛けを回収してみると、針から先がなくなっている。フグだと思われる。

続いて、コッ……またも、本魚信に発展する気配なしで、イカにエビを齧られて終了……この辺りから嫌な予感がし始める。ここから先はもうず～～～っとイカの魚信の連続。沖上がりの14時半までひたすらイカにエビをあげてきた。まめにタナを取り直し、潮の流れに合わせてタナを少しずつ上げたり下げたりし続けたのだが、イカしかへた釣りのエビを食ってこない。

■マゴチの魚信は最後までなし！　釣った人とは何が違った？

頭の中は、なんでぇ～～～ってだけ。やるべきことはやっているはず。少なくとも、これだけ頑張れば、今までマゴチは釣れていた。終いに全く釣れる気がしなくなっていく。雲にまで「×」でダメだしされた。釣れる気がしなくても1匹の大物全長勝負だから終了1秒前まで粘ってみたのだが、どうやらへた釣りは大物運を伊豆で使いはたしてしまっていたようで、そのまま終了！

最後にもう一度3隻の船が集まり表彰式。56.9センチのマゴチを釣った深川・吉野屋の方が優勝されたようだが、ヘコみまくってぼんやりしていた。吉野屋の船から急に「へた釣りさん！」と声をかけて頂いたのだが……そんなこんなで無愛想で申し訳ない。参加賞のお茶とメジャーとタオル。下船後抽選会でもらったマグロのカマだけをクーラーに入れてそそくさと家路についたへた釣りなのであった。