「マゴチリア~ン」と叫んでから一週間。マゴチ釣りに再入門するつもりで釣り方のコツを調べて臨んだ2012年のエビマゴチ3戦目。昨日は3人で船中31本と大爆発した羽田・かみやから出撃。ツ抜けは十分射程圏内だと思っていたのだが、6匹止まり。おまけにサイズが……「デカッw」すぎ。
朝、外に出ると風が冷たい。ポイントの水深が浅いマゴチ釣りでは気温が下がると、水温も下がってマゴチの活性が落ちるという経験はこれまでに何度かしている。本日は羽田・かみやから出撃。へた釣りにとってマゴチといえば深川・吉野屋なのだが、5月13日に行われる江戸前釣りサ-キット大会のマゴチの部をかみやからエントリー(残り2名と書いてあったのでリアクションバイト)したため、下見を兼ねての釣行。
船は大貫沖の水深9メートルのポイントへ。第1投は、コッコッという微妙な手ごたえだけを残して、本魚信に発展することなく終了。仕掛けを回収してみると、エビは針が付いている頭の部分だけ残して全部食べられていた。周りを見るとシリヤケイカが釣れていたのでイカのせいだと思われる。2投目もイカらしき魚信。ゆっくりリールを巻いてくると極小サイズのイカがエビを抱いている。マルイカかと思ったのだが、ヒイカというイカらしい。
大貫沖の水温は14度くらい。大爆発した昨日から1度近く落ちている。マゴチの食いが立ってない分、イカがエビに食いついてくる頻度が上がっている。3投目…また、イカ?なあまり引きこまない魚信。ゆっくり竿を上げるとようやくクンックンッという手ごたえがあって、本日初のマゴチ。サイズは37センチ。続いて2匹目のマゴチ、またも37センチ。さらにもう1匹、サイズダウンして35センチ。タモを構えた船長から「釣るのが難しいサイズですよ~」とお褒め(?)の言葉を頂く。サイズはアレだが9時45分でマゴチ3匹…一応プチ爆モード?
10時を過ぎると、潮止まりになったらしく、魚信が減る。潮の遅いときは、ハリス-20センチにタナを取ると学習していたのだが、うまくできてないのかなかなか魚信がでない。潮どまりの時間帯は2匹だけ。これがまた満足サイズには遠い43センチと35センチ。この時点で数だけなら今シーズン最高の釣果なのだが…満足度(身の量w)が足りない。かみやの場合、小マゴチを釣ると「デカッw」とからかうルールがあるらしく、5連続で「デカッw」なマゴチを釣ってしまった。マゴチのサイズが小さいので、アワセが難しい。口にしっかり掛からないし、巻き上げ中に口切れすることも。潮どまりの時間帯にアワセミス4回、バラシ2回。
イカもエビを齧ってくるのでとにかく餌の消耗が激しい。使った餌は18匹。6匹はイカに食べられたと思われる。終了間際にようやく、マゴチらしいグゥーンな魚信があり、本日はもちろんのこと今シーズン最大サイズの55センチマゴチを1匹追加。タモ取りしてくれた船長いわく「ナイスサイズ!!」。どうやらかみやでは、小マゴチは「デカッw」。本当に「デカっ!」なマゴチは「ナイスサイズ!!」と呼ぶようである。というわけで、ツ抜けは夢に終わったが、「デカッw」5匹+「ナイスサイズ!!」1匹で、計6匹。ツ抜けにはほど遠いが今シーズンの数の記録も更新!!
著者: へた釣り