2018年の9月が初戦だったからちょうど4年。妻1号の半日アジ30匹チャレンジが無事終了した。基本的な釣り方は覚え、いい日にあたればクリア可能と思えてからが長かった。アジそっちのけでゲストのクロダイを追いかけるというスタイルは変わってないが、アジ42匹と船中上位の釣果に!!
始発を乗り継いで元町・中華街駅へ。横浜黒川本家から二度目の午前アジ釣り。アジ釣りキャンペーンで半日船を4400円で乗船できる。妻と2人で8800円とほかの船に比べてお安く釣りデートを楽しめる。帰りは中華街でランチする約束。週末の中華街は観光客が多く、釣具を持ってだと迷惑かもとの懸念もあったが、沖上がりが11時なので12時前にお店に入ることができ、行列店を避ければ美味しい中華ランチにありつけた。
小ぶりのアジが多そうだが竿頭の人なら連日束釣りをしているので、数釣りできそうな雰囲気はあった。週末は釣り人が増えるので割り当ては少し減るかもしれないが30匹を超えるという目標をクリアするには好条件である。ベイブリッジをくぐって「よこはま」と書かれたブイの近くで釣り開始となる。水深が30メートルくらいと深く、良型狙いのポイントと思われたが不発。もう1個所深めのポイントを攻めたがここでも魚信をだせずいきなり暗雲立ち込めるスタート。
これは厳しいかもという滑り出しとなったが壁際のポイントに入るといきなり始まった。指示ダナは3メートルなので、1.5メートル・2メートル・2.5メートルでコマセを振って50センチ巻き上げて待つと竿先をフルルと揺するアジの魚信。大きければ穂先をキュンと引き込むのだが、そこまでの大きさではなくクンクンと小さく穂先を引っ張る。15センチ前後のアジが釣れ始める。へた釣りよりも断然好調だったのが妻1号。ダブル発率も高くへた釣りの倍のペースでアジを釣りあげていく。
へた釣りは魚信はあれど掛からずなことが多く数を伸ばせない。一方の妻1号はコマセを撒くとすぐに魚信が出ている。あとで聞くとコマセを撒いている最中に魚信が出ることが多かったので低めのタナで待つようにしたんだそうだ。こういう工夫ができるくらい上手くなっている? 一方のへた釣りは掛からないのはタナが低いからに違いないとタナを4メートルにしていた。魚信が出る頻度が全く違った。このまま妻の圧勝で終わりそうだった。妻のことは今日からアジ先生と呼ぼうなんてことを考えていたら、船長から移動の合図。「まだ釣れてたのに~」と不満げな妻1号。よほど釣り方が掴めていたようだ。
最後のポイントは20センチ超えが1匹釣れたので良型も混ざるポイントだったと思う。指示ダナは3メートル。コマセを振っているうちに釣れ始めたが、サイズは15センチ前後とサイズアップせず。船下に群れが居着くというより、群れが出たり入ったりしている感じだった。薄いコマセの煙幕を広い層に作る作戦で底1メートルから30センチ刻みで誘っているとポツポツとは釣れるが、仕掛けを動かしすぎているからかサイズアップしない。妻1号は先のポイントとは打って変わってうまく魚信をだせずやや苦戦。そのまま沖上がりの時間に。バケツからクーラーに魚を移しながら数えてみると、へた釣り42匹で妻1号も42匹と同数だった。妻1号の半日アジ30匹チャレンジ、これにてミッションコンプリート!!
著者: へた釣り