53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず

53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず緊急事態宣言の解除以降の低迷を払拭するために、魚種豊富で豪華刺し盛り実績のある宇佐美・治久丸カイワリ五目にプチ遠征。カイワリ…全くあかんかった。ウィリーへの反応が悪く、魚信を弾いたり、巻き上げ中にバラシたりで下手さ加減を思い知る。何かの間違いに救われる。

53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず魚に嫌われることが多いへた釣りだが、カイワリにだけは愛されている(少なくても嫌われていない)と思い込むことにしている。どうも最近、釣りが上手くいかないというときに、カイワリならばなんとかなるはずとプチ遠征をする。今回も10月からおよそ2カ月ド貧果に沈み続けている憂さを、ウィリーをしゃくりまくって晴らしてやろうと目論んだ。カイワリ…そんな容易い魚ではない。カイワリ以外の魚はウィリーに好反応だったが、肝心のカイワリは……。船上でう~~~~むと唸り続けるしかなかった。さすがに気の毒だからと、釣りの神様が1匹だけいい魚をプレゼントしてくれた。
53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず

■カイワリバラし、ウルメイワシに蹂躙されまくり途方に暮れる

53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず午前船が仕立てでカワハギでの出船であったため、カイワリ好きは午後船に集中したようで、片舷4人ずつの満員御礼での出船となる。ポイントは初島沖の95メートル前後。船長からはあまり上まではシャクらずにハリス分切って8メートルくらいまでとの指示がある。へた釣りは指示ダナの上2メートルまでは誘うと決めているので底3メートルから10メートルまでを50センチ刻みで14回シャクる。スティは0から始めて1秒、2秒と長くしていく。いい時なら一投目から魚信るのだが…ハチビキの幼魚でスタート。カイワリが釣れたとアナウンスがあった直後にシャクると同時に穂先をギュンと持っていく絶対にカイワリな魚信があったが……強引に巻きすぎたのかバラしてしまう。

53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされずバラシたとはいえ、魚信は出たのだからこのまま頑張ってシャクっていればチャンスはあると思っていたのだが、とんだお邪魔虫が現れる。サバよりもイナダよりもある意味やっかいだったのは、ウルメイワシ。船のすぐ目の前でナブラが立つほどに海面から30メートルくらいまでに沸いており、仕掛けの落下中にウィリーに食ってきては、デタラメな方向に泳いで仕掛けをテンビンにグルグル巻きにしてくれる。ポイントを移動してもすぐに追いかけてきて仕掛けをグチャグチャにされ続ける。ウィリーの枝スを切って針数を減らしウルメイワシに捕まりにくくしようかとも考えたがウィリーはある程度密度があった方がよいと信じているし、毎回毎回捕まるわけではないので我慢。
53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず

■中カイワリ・小カイワリ…そして縞消えかけたご立派マハタの一荷!

53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず唯一の見せ場は、15時少し前にいきなりやってきた。底を3メートル切って2シャクリ目に小気味よい魚信。ゆっくり巻いて追い食いを狙うとカイワリ釣りではかつて経験したことがないパワフルな引き込み。ドラグが滑ってほとんど巻けないが、ハリスは2.5号…無理をすれば瞬殺される。ドラグを滑らせながらジリジリと巻いてくる。強く引かれたら竿を送っていなし、時にラインを引き出されながら焦らず時間をかけて慎重にやり取りする。そろそろ取り込み準備という段になって、後ろの人とオマツリして船の下に仕掛けが引っかかってしまう。仕掛けを手繰ると切れてしまった。姿だけでも見たかったなぁと悲嘆にくれているとしばらく経って船長から「マハタ付いてますよ」。裏の人の道糸に仕掛けが巻き付いており取り込めたみたい。ウィリーカイワリ×2とマハタ。マハタはオレンジのウィリーに掛かっていたが、ウィリーに食ってきたのか、ウィリーに掛かったカイワリに食ってきたのかは不明。
53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず

53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされずすったもんだはあったがカイワリが釣れたのでさぁこれからとなるはずだったが……ウルメイワシしか釣れん! ちょっとマシな魚信はあってもカイワリのそれではなく少し食わせの間をあげないと食い込まないチダイ。夕マヅメになればカイワリの活性が上向くはずと休まずにシャクリ続けたが、最後までカイワリウィリーに反応することなく、後半戦はチダイを2匹釣って終了。本命ボウズでこそないが、ド貧果に沈む。マハタは帰宅してから計測すると54センチ? 53センチ?という感じだった。船長も「あんなとこにこのサイズいるんですね」と驚いていた。妻のクロダイに続いてビッグなゲストで貧果を誤魔化せた?
53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず53センチのマハタ釣れたが…カイワリには全く相手にされず


Twitter

2021年11月27日 23:18

« あう…今日は6匹止まりでカイワリも俺が行く前になのぉ? | メイン | 【動画】苦労して巻き上げた魚が船下に引っかかって大慌て »

最近の釣りに行った記事

多動性を封印しタナ合わせたら目を閉じて待つとマゴチ3匹
ハタガチャはハズレも城ヶ島沖ライト根魚は魚信多く楽しい
40センチ・1.3キロの相模湾自己最大のオニカサゴで大満足
イサキがぁ!! カイワリは!?て事ではなく僕は釣りが下手なの
痛風再発し揺れる船上で踏ん張ると激痛!! でもクロムツ8匹
【番外編】あじくらやの豚モダン焼&何を食っても絶品な桃酔
波2mに一投目前から既に船酔いリタイヤ気味でキンメ7匹
サメのせいで針がすぐに……唯一のもしかしては奪喰いで
超久々のかみやオニカサゴは満足サイズが3匹も釣れたよ♪
伊豆のアマダイに猛烈に嫌われてカイワリ14匹に慰められる
海も風もアジもカメラまで気難しかったけどなんとか21匹!!
シャクリ疲れてハイになったらいきなり始まりカイワリ19匹
なにも起きずなんともならず白間津シマアジ夢の続きは来季
アジは吉、シロギス末吉、機械は大凶…そんな初釣りだった
お雑煮用のアマダイ調達し釣り納めミッションコンプリート
人生初の良型シマアジの魚信→ひゃほ~い→ハリス切れ瞬殺
治久丸船長と初島沖は裏切らない! カイワリ19匹と大満足
久里浜のイサキから絶縁状もらってたの忘れてたよ…大撃沈
アマラバでエソとフグ、餌でミノカサゴとマダイ…以上です
シャクれど気配なく撃沈覚悟も突然入れパク!! カイワリ16匹
キダイ地獄に堕ちアマダイ大撃沈。カイワリにギリ救われる
猿大アジになぜか嫌われフグになつかれる…でも48匹で十分
フグとベラに邪魔されて城ヶ島沖アカハタに癒してもらえず
時化で眩暈が…それでも頑張って萬栄丸半夜クロムツ20匹♪
三歩のつもりが半歩だけ? 2024年最終戦はシロギス39匹
【番外編】お墓参りにかこつけ大阪食いだおれ&呑んだくれ
下田沖でクロムツ5匹。うち4匹は40センチ超で最大46センチ
ウィリーには塩対応。オキアミ一粒でこつこつカイワリ8匹
【番外編】倉橋島で巨大アナゴしらす天丼&激旨お好み焼き
3年連続ノーピクではなかったものの4バラシでノーカツオ
振り分けだとタナ掴めずいつもの仕掛けで木更津アジ45匹
冷蔵服3のおかげで集中力途切れず40cm級の猿大アジゲット
あまりの暑さに船上では~ひ~ふ~。それでもシロギス40匹
佳肴求めて鴨川沖へ。クエ・クロムツ・アカハタでえっへん♪
プルルと魚信るが掛からない!? でも44匹でキス天食べ放題
40センチのデカイワリ含む5匹で夏の美酒佳肴作戦は大成功
気難しベイブリアジに翻弄され二人で83匹。釣りデート成功
【番外編】妻と釣りじゃないデートで大阪食い&呑みだおれ
猿島沖で下手をキワめる! 午後アジ5匹、夜メバル6匹のみ!!
【番外編】妻と釣りじゃないデートで河津で鰻、多賀で蕎麦
特餌忘れ凪のはずが時化でメバル釣れずなんだか不本意な…
前半はサバに混じってアジで後半はアジに混じってサバ地獄
稲取沖第1投で城ケ島以西で“アレ”が釣れない呪い解呪成功
シロギスは三歩進んで五歩さがりアナゴは二歩進んだら迷子
辛うじてノーピクではないもののノーガコッでクロムツボウズ
へたが来た日は釣れる!? 尺級2匹込みカイワリ18匹でどやっ
釣れるイメージ全く湧ず。マゴチで2024年初の完全ボウズ
程よくとほろ酔いが苦手な夫婦は人生二度目の仲良く束釣り
A5ランク混じりでアジ28匹+煮付けメバルにクロダイまで
式根島キンメでシールもらってドヤッ顔で写真に納まったよ

著者: へた釣り