一枚足らず…2020年のカワハギ開幕戦は竹岡ハギ屋敷？

2年ぶりの竹岡沖カワハギに金沢八景・一ノ瀬丸から。毎年開幕戦は釣り方覚えているかな？と不安になるがハギポン、ピカイチくん、アワビ貼りブレードの愚策3点セットでなんとか。でも、あと1匹釣ってツ抜けしたかったし良型もあと1匹いればTKB寸で70センチ超えたのにと、うらめしや？

デカッw船長がいなくても羽田・かみやから乗るべきか、デカッw船長の次にカワハギでお世話になっている西村船長の一ノ瀬丸から乗るべきか…悩むまでもなかった。出船状況を確認するとかみやは既に満員御礼で予約締切。一ノ瀬丸には空席があったので予約できた。翌朝確認すると一ノ瀬丸も予約締切になっていたので風・波の予報がかたまったらすぐに予約しないとダメかも。片舷10人ずつの20人で出船となった。「3、40分走ります」と寄り道することなく竹岡沖に。

■あっぱよレッドで滑り出し快調。アワビ貼りブレードで27センチ良型

昨年使えなかったピカイチくんの新作「あっぱよレッド」を使いたかったのでアワビ貼りブレードは控えに。カワハギがエサに執着するハギポンアサリ、ピカイチくんの集魚効果を最大限に活かせる密集3本針仕掛け、オモリと仕掛けの間にゴム製集寄を付けてラバマックスを吹き付ける。相変わらず釣技とは無縁の思いつきで勝負する。カワハギ釣りに関してはほかの人がやらないことが上手くいくことが多々あり、この日も開始5分で船中1匹目のカワハギをゲット。さらに3分後には船中2匹目。今日はチョロいかもと勘違いさせてくれる滑り出し。いずれも15センチを少し超えたくらいと狙っているサイズではないが釣り方覚えているかな？という不安は払拭できた。

ポイント移動すると全く魚信がだせなくなった。オモリが着底したら2メートル底を切って1メートルほど叩き下げる。残りの1メートルをフワフワとオモリを動かしながら誘い下げていく。知らないうちにエサを盗られるのが嫌いなのでほぼ宙で勝負するが…アサリが3粒ともきれいに残ってくる。オモリを「SP炸裂グリーン」に変えてアワビ貼りブレードを装着するとすぐに3匹目。その30分後には底を切るのに少し苦労するいい魚信があって本日最大27センチのカワハギ。アワビ貼りブレードが効いているかもと気をよくするが、その後またも長い沈黙に。

■ツ抜け＆TKB寸70センチにリーチかかったがラスト1時間長い沈黙

約2時間カワハギらしき魚信が訪れず、竹岡地獄だか砂漠だか状態に突入。魚信に飢えて底にオモリをつけて待つとトラギスは釣れるがトラギスの魚信すらかなり間が空く。カワハギがというより魚全体が元気ない感じ。宙まで魚が追ってくる気配が全くなかったので再びあっぱよレッドにオモリを換えて、底から50センチまでをピカイチくんの集魚能力を信じてネチネチ攻める作戦に。13時少し前にようやく6匹目、その11分後に7匹目。残り2時間、ツ抜けは見えてきた。

27センチ以外に22センチのカワハギも釣っていたので3匹合計長（TKB寸）も21センチ以上を釣れば、とりあえず満足の70センチ超えを達成できる。ここからがつらかった。魚信らない、掛からない。船中、何匹かカワハギが釣れたとのアナウンスがあるが蚊帳の外。それでも13時半に8匹目、13時50分に9匹目でツ抜けにリーチ。まだ時間はある。21センチ以上のカワハギを釣って2020年開幕戦はドヤッ顔で終えたかったが…その後1匹も魚を手にすることなく無情の沖上がりのアナウンス。9匹、TKB寸64センチが開幕戦の結果。あと1枚……あと1枚に悔いを残して、う～ら～め～し～や～。