ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット!!

ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット台風は去ったが釧路の海はやや荒れのまま。風こそ強くないものの波2メートルの予報に船が出るのかしらと不安だったが無事出船した。釧路港・海攻から北海道五目へ。ヤナギノマイを中心にタラなどいろんな魚が釣れるが本命は味噌漬けにして絶品のアオゾイ。3年ぶりに釣れたよ。

ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット釧路の遊魚船は幣舞橋のたもとからのびる岸壁から出航する。日本の東端に近い、ということは日が昇る時間が早い釧路の船の出航時間は早い。海攻は4時30分に出船。出船30分前に集合なので4時までに船の前に行かなくてはならない。宿泊しているホテルから乗船場所までは徒歩10分くらいなので3時30分にホテルを出る。写真を撮りながら岸壁に辿り着くとへた釣り以外は既に到着済み。前日のうちに北海道の師匠にクーラーを運び込んでもらっていたので、そのクーラーを探すと右舷の舳先に置いてあった。右舷舳は宇佐美・治久丸での定位置なのでいい予感。
ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲットひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット

■アオゾイノボリは7月上旬まで? ウネリで上下左右に揺すられる

ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット約1年ぶりに半田船長にご挨拶。愛想のよい船長で船上のマイクパフォーマンスが面白いので釧路のフィーリング船長と勝手に呼んでいる。ただし、この日半田船長からもたらされた情報はあまり楽しいものではなかった。「アオゾイはもう1カ月早くこないとね」。7月上旬まで絶好調だったアオゾイはここのところ沈静化しているのは感じていたが、その理由を教わった。6月から7月上旬はアオゾイの産卵期で水深50メートルくらいのポイントにのっこんでくるので鈴なりコイノボリが発生しやすい。現在は産卵を終え深場に落ちていっている最中でいろんな水深を攻めて捜索中だという。船は定刻より5分早く出航する。濃い霧の中釧路港の防波堤を越えると海はウネリ始める。上がって下がってという単純なウネリではなく、上下にも左右にも揺られる三半規管を直撃する揺れ。舳は当然一番揺れるわけで久しぶりに船酔いの前兆が……。
ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲットひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット

ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット船は30分ほど走って止まる。止まればなんてことない海なことを祈っていたが船はグラグラと揺れ続けてなんてことある。胸が悪く食道に酸っぱいなにかがこみあげてくるのを我慢して釣り開始。水深は50メートルくらい。船長のアナウンスは「いい反応ですよ」。高活性なときは落とせば食ってきて、追い食いバリバリ針数釣りとなるが、「この反応でつかないの?」「潮も動いてるのにな」と船長はマイクを使って言い訳にも聞こえる釣況の生放送。釣り始めて15分してようやく魚信がある。引きに重量感がないのでアオゾイではない。ヤナギノマイと北海道ではガヤと呼ばれるエゾメバルの一荷だった。バリバリとは魚信ってこないがまめに誘うと魚信が出てこのポイントでヤナギノマイを3匹追加。アオゾイの気配はないようでもう少し深いところへ行くとのアナウンス。
ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲットひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット

■誘うとヤナギノマイ。アオゾイは苦手な置き竿放置が有利なのぉお?

ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット次のポイントは水深70メートルのポイント。釣況はあまり変わらずヤナギノマイがポツポツと釣れてくるだけ。「根がきついので根掛かり気をつけて」とアナウンスされたので慎重に底にオモリをつけてからタナを取り直そうとすると竿先がガコッと跳ねるような魚信。もしかするともしかしてと竿を持ち上げ針掛かりを確定させると重量感のある引きに変わる。ドラグを効かせながら巻き上げる。3年ぶりのアオゾイだった。半田船長から「頑張って粘った甲斐がありましたね」。ポイントを何度か移動してこれはアオゾイの一荷以上確実な引きがあったがマタラのすれ掛かりでがっかり。1匹目のアオゾイから3時間ほど間があいて2匹目のアオゾイ。「満足ですか~」と聞かれたので「2年間釣れなかった物が2匹も釣れたから満足ですよ~」と答えておく。
ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲットひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット

ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット沖上がりの時間が近づき始めると魚の活性が少しだけ上がりだす。艫の方でアオゾイがポンポンと釣れる。なのにへた釣りの竿にはヤナギノマイの小型のしか食ってこない。誘えばヤナギノマイなら8本針に4匹、5匹まとめて釣れるがキープしても食べる身が少なすぎるというサイズも。船長から「アオゾイは底を1メートル切って誘わないで置き竿で」との指導が入る。他動性中年であるへた釣りがうまくいかない釣りはいい確率で同じ指導が入る。指導は無視する。ウネリが高いので180センチの短くしかも硬めの竿を使っていると置き竿にしても仕掛けを海中で動かないようにするのは不可能。アオゾイを釣っていた人は3メートル以上の柔らかめの竿を使って置き竿にしていた。さらに針にはイカゲソと思われるエサが付けられていた。好調な艫の人を尻目にここではアオゾイを1匹追加できただけでクーラー三分目で沖上がりの時間に。
ひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲットひどいウネリに船酔いしながら3年ぶりのアオゾイ3匹ゲット



Twitter

2018年07月31日 16:48

« 雨で流れが速すぎて姪2号がなんとかオショロコマを1匹 | メイン | 北海道の師匠が釣った魚が食べられる店、釧路・巽で舌鼓 »

最近の釣りに行った記事

多動性を封印しタナ合わせたら目を閉じて待つとマゴチ3匹
ハタガチャはハズレも城ヶ島沖ライト根魚は魚信多く楽しい
40センチ・1.3キロの相模湾自己最大のオニカサゴで大満足
イサキがぁ!! カイワリは!?て事ではなく僕は釣りが下手なの
痛風再発し揺れる船上で踏ん張ると激痛!! でもクロムツ8匹
【番外編】あじくらやの豚モダン焼&何を食っても絶品な桃酔
波2mに一投目前から既に船酔いリタイヤ気味でキンメ7匹
サメのせいで針がすぐに……唯一のもしかしては奪喰いで
超久々のかみやオニカサゴは満足サイズが3匹も釣れたよ♪
伊豆のアマダイに猛烈に嫌われてカイワリ14匹に慰められる
海も風もアジもカメラまで気難しかったけどなんとか21匹!!
シャクリ疲れてハイになったらいきなり始まりカイワリ19匹
なにも起きずなんともならず白間津シマアジ夢の続きは来季
アジは吉、シロギス末吉、機械は大凶…そんな初釣りだった
お雑煮用のアマダイ調達し釣り納めミッションコンプリート
人生初の良型シマアジの魚信→ひゃほ~い→ハリス切れ瞬殺
治久丸船長と初島沖は裏切らない! カイワリ19匹と大満足
久里浜のイサキから絶縁状もらってたの忘れてたよ…大撃沈
アマラバでエソとフグ、餌でミノカサゴとマダイ…以上です
シャクれど気配なく撃沈覚悟も突然入れパク!! カイワリ16匹
キダイ地獄に堕ちアマダイ大撃沈。カイワリにギリ救われる
猿大アジになぜか嫌われフグになつかれる…でも48匹で十分
フグとベラに邪魔されて城ヶ島沖アカハタに癒してもらえず
時化で眩暈が…それでも頑張って萬栄丸半夜クロムツ20匹♪
三歩のつもりが半歩だけ? 2024年最終戦はシロギス39匹
【番外編】お墓参りにかこつけ大阪食いだおれ&呑んだくれ
下田沖でクロムツ5匹。うち4匹は40センチ超で最大46センチ
ウィリーには塩対応。オキアミ一粒でこつこつカイワリ8匹
【番外編】倉橋島で巨大アナゴしらす天丼&激旨お好み焼き
3年連続ノーピクではなかったものの4バラシでノーカツオ
振り分けだとタナ掴めずいつもの仕掛けで木更津アジ45匹
冷蔵服3のおかげで集中力途切れず40cm級の猿大アジゲット
あまりの暑さに船上では~ひ~ふ~。それでもシロギス40匹
佳肴求めて鴨川沖へ。クエ・クロムツ・アカハタでえっへん♪
プルルと魚信るが掛からない!? でも44匹でキス天食べ放題
40センチのデカイワリ含む5匹で夏の美酒佳肴作戦は大成功
気難しベイブリアジに翻弄され二人で83匹。釣りデート成功
【番外編】妻と釣りじゃないデートで大阪食い&呑みだおれ
猿島沖で下手をキワめる! 午後アジ5匹、夜メバル6匹のみ!!
【番外編】妻と釣りじゃないデートで河津で鰻、多賀で蕎麦
特餌忘れ凪のはずが時化でメバル釣れずなんだか不本意な…
前半はサバに混じってアジで後半はアジに混じってサバ地獄
稲取沖第1投で城ケ島以西で“アレ”が釣れない呪い解呪成功
シロギスは三歩進んで五歩さがりアナゴは二歩進んだら迷子
辛うじてノーピクではないもののノーガコッでクロムツボウズ
へたが来た日は釣れる!? 尺級2匹込みカイワリ18匹でどやっ
釣れるイメージ全く湧ず。マゴチで2024年初の完全ボウズ
程よくとほろ酔いが苦手な夫婦は人生二度目の仲良く束釣り
A5ランク混じりでアジ28匹+煮付けメバルにクロダイまで
式根島キンメでシールもらってドヤッ顔で写真に納まったよ

著者: へた釣り