北海道五目、小突きカレイと連荘して明日も北海道五目の2戦目となる。本日は休竿日のはずなんだけどホテルの脇を流れる渓流の水音を聞きながら我慢するのは体にも心にも悪い。子供たちが乗馬体験している間にニジマス&オショロコマと戯れてきた。北海道の魚は素直でよろしい♪
毎年一泊することにしている虹別のヘーゼルグラウスマナーというホテル。ヨーロッパ貴族の別荘をイメージして作られたこのホテルは食事も部屋も文句なし。そんなホテルの脇を流れているのが虹別川の支流。幅4メートルほどの川だが、そんなホテルに隣接したお気楽ポイントでもちゃんと魚が釣れるのが北海道。バイカモの縁になるべく自然に流れていくように餌(ブドウ虫)を送り込んでいくと小さな魚影が藻の影から飛び出してきて餌をくわえる瞬間が見える。
ホテルが宿泊客の散策コース用に川辺を切り開いた場所のために足場はよいし、頭上に障害物もないので非常に釣りやすい。年に一日、それも数時間のみ渓流で釣りをするへた釣りにとってこれほどお手ごろな釣り場はない。それでいてちゃんと釣れるのである。まずはお約束でオショロコマ。道東の川はとにかくこの魚がいっぱいいる。あまりたくさん釣れすぎるのでありがたみはないが、イワナの仲間なので渓流釣りの立派なターゲットの1つである。この日も餌を流すとすぐに飛びついてきてくれて楽しませてくれる。
オショロコマを10匹も釣ったころに妻1号がやってきた。「釣らせて~」というので竿を渡す。大して真面目に釣りをする気はないくせに、それでも釣れちゃうのが妻1号。この日もオショロコマを入れパクし、あっという間に4、5匹ほども釣りあげる。「これ、子供たちにも釣らせてあげなきゃ」とホテルに駆けていった。一人になって釣りを再開すると入れパク継続中。確かにこれなら子供でも釣れそうだと思ったが……。
子供2号を含む3人の子供たちがやってきた。「今日なら簡単に釣れるよ~」と、竿を渡したが、釣れない!!!! マジで何も釣れなくなった。つまらなそうにし始める子供たち。おかしいな、おかしいなとボヤくしかないへた釣り。結局飽きていなくなった。竿を戻してもらって、おかしいなと振り込むとすぐにオショロコマが釣れるのであるから不思議なもんである。 人の気配がどうしたとか、そういう繊細な釣りはしてない。虹別の魚は子供が嫌い?と考えるしかない。中型のニジマスもゲットし、休竿日のちょい釣りにしては満足度高し。
チェックアウトの時間まで子供たちは乗馬を楽しんでいた。子供1号はそろそろ引き馬ではなく自分で手綱を取って馬に跨り好きな所に行ってみたいようだったが、なかなか馬が言うこと聞いてくれずまずは馬場にて練習することに。子供2号は子供1号に引いてもらって馬に乗ってお散歩。釣りをしていたへた釣りの所でまやって来た。へた釣りの渓流釣りと同様、こちらも年に一度の乗馬体験。それなりに様になってはいたが上達の余地は大いにあり!?
著者: へた釣り