2014年のカワハギシーズン最終戦は素直な伊豆のカワハギさんに癒してもらおうというプラン。宇佐美・治久丸から午後便で出撃。伊豆ハギだって命がけで餌をついばんでいるわけでそう簡単には釣られてくれない。でも、今季最多の17匹釣れたので、有終の美は飾れたってことにしてw
朝起きたらすぐに堤防へ。妻1号と子供たちやって来て第1回へた釣り家釣り大会を開催。早掛け賞だったのだが、午前中は満潮時間に重なってしまったため、テトラには降りられずケーソン際限定になってしまい、盛り上がりを欠く。それでもまずは子供2号がベラを釣り早掛け1等賞。続いて妻1号がムラソイで2等賞。昨日は絶好調だった子供1号だが、本日は絶不調で子供2号、妻1号が2匹目、3匹目と順調に釣っていく中、30分以上経ってからようやくベラで全員早掛け賞ゲットとなる。
潮の向きが悪いのかあまり堤防際に魚が付いていない感じでじっくり探ってポツンポツンな感じ。それでも家族みんなで釣りをしているとそれなりに楽しい。写真を撮ろうとするとみんなしてさも自分が釣ったかのような顔をしてフレームに収まろうとしたり、子供2号にいたっては自分が釣ったわけでもないカサゴやカニを手にドヤ顔。写真を見ても誰がどの魚を釣ったのかよく分からなくなっていたり……。堤防での釣りは10時に撤収。
午後からはへた釣り1人でカワハギ釣りへ。午後船は12時出船なので11時過ぎに合宿所を出て宇佐美港までテクテク歩く。港に着くと午前船のアカムツ船が帰ってきた。良型のアカムツが船中何匹か上がったらしい。大きなサメが2匹目の前に置かれる。サメを食べるのかな?と聞いてみると、サメを餌にイカを釣り、イカを餌にブリを釣るイカブリ用にキープしたらしい。サメ餌でイカってどうやって釣るんだろう? 船は定刻に港を離れる。へた釣りの釣り座は左舷の舳。
船長から「この前、伊豆のカワハギ名人は22匹でしたよ」とプレッシャーをかけられる。かなうわけもないので「あの人は別格だから」と返事するしかない。「ほかの人は3、4匹でした」……「そこまではひどくないっすよ~~」。本日の目標はそこまでひどくないことを証明するために最低ツ抜け。22匹にできるだけ近づけることと設定した。ポイントは伊東沖の手石島周辺。タタキ下げて宙でフワフワさせているとすぐに魚信がある。いいペースで3匹までゲットし、ツ抜けは楽勝な滑り出し。
本日のタックルはフィルダーカワハギ+スマック。竿の感度が閃迅カワハギより落ちるため魚信が取れるか不安だったが、宙で釣っている分には感度不足という気はしなかった。ただしゼロテンション以下では魚信を感知できずに餌を取られることが何度かあった。本日1番の魚信は開始して30分後くらい。竿先をカンカン叩く。いきなり尺超えな手ごたえだったがウマヅラハギ。本日2番目の魚信はいきなり竿を引ったくるような魚信がありホウボウ。本日3番目にいい魚信でようやくカワハギで27センチ。
本日の釣果はカワハギ17匹、ウマヅラハギ2匹、ホウボウ2匹。17匹は今季最多タイ。魚信は結構な頻度であったが、掛け損ね多数でバラシも少々。掛けられないしせっかく掛けてもバラすのは竿のせいでもリールのせいでもなく、単に腕が悪いせいだってことを思い知った。それでも17匹釣ってそこまでひどくないってことを船長に証明できたからよしとしよう。治久丸の船長にはカワハギ釣りを始めたころからお世話になっているので、ちょっとは上達してるってことをお見せできてうれしかったり。
著者: へた釣り