「マゴチリア~ン」と叫んだ釣りの反省は続く。YouTubeで見つけた南六郷 ・ミナミ釣船の安達船長マゴチ必釣レクチャー。語り口に勢いがあって、本当に釣れそうな気分になる。15分にわたって仕掛け、タナ取り、アワセ方を説明されているが、へた釣りのマゴチ釣りは間違いだらけかも。
間違いだらけかもと感じているのに前置きを書いても仕方がないので、まずは動画。
1.ハリスの太さは食いに関係ないので最低でも5号、6号でもよいへた釣りは4号を使う。PE1号に先糸5号を結んでいるため、ハリスの方を細くしておきたいという判断からだ。PEを直結してハリスを5号ないし、6号にしておいた方が大物マゴチが掛かったときに後悔しないでいいようだ。ミナミ釣船の仕掛けはチモトをゴムチューブで補強してある。チモト補強は魚信が減るのでしないようにと、品川・中金の増尾船長に教わったのだが、あまり気にしなくていいのだろうか?
2.エビは角を1/3残して折って、頭までカエシを出さずに針先をちょっと出す餌が自然に漂うようにはこの位置でなくてはダメらしい。カエシまで頭を出すと、潮が遅いときにエビが海底で立ってしまい、魚信が減るらしい。深川・吉野屋で教わったサイマキエビの装餌方法はここまで厳密じゃなかったので、安達船長のこだわりなのかな? 潮が流れないときに魚信の数が変わると言われるとものすごく気になるので、魚信が遠いときに試してみることの1つとして覚えておこう。
3.マゴチは胴の柔らかい部分から食いついてくる。咥えなおして尾っぽからマゴチの魚信の正体を想像……空想?…妄想?してみたよで書いたように、マゴチは尾っぽから餌を咥えると思っていたのだが、最初のコッは胴に食いついた手ごたえなのかも、咥えなおしているのがクンックンッな中魚信なのだろうか? FaceBookでみのろうさん(もうすぐマゴチ師匠を襲名予定w)に教えてもらった「衝撃!水槽実験!!マゴチの捕食シーン」を見ても確かに横から飛びついているように見える。
4.針先の鋭さ、ハリスのザラザラチェックは1匹釣るたびにマメに行うへた釣りはウキフカセ釣りで針やハリスの交換をサボって何度も悔しい目に遭っているので、とにかく針先&ハリスチェックはマメである。ハリス2メートルで釣り初めて、マゴチの歯に触れた部分のハリスを詰めていき、1ヒロ以下になったら全部交換するようにしている。針も一度アワセ損なったら(験が悪いので)爪に立てて滑らなくても交換するようにしている。
5.タナ取りはとにかくマメに。置き竿でアタんねぇなって言ってる人はダメ釣りに関しては執念深いので、30秒以上タナ取りしなおさないことは、用を足しているか、食事をしているとき以外はない。魚信が遠すぎて辛くなったら「もう、置かないぞぉ!」とクランプを取り外して置き竿にできないようにしちゃう人なのである。マゴチ釣りに関して間違いだらけのへた釣りが9回の釣行でボウズを1回しかくらっていないのは、マメにタナを取り直してエビを動かせているからだと思っている。
著者: へた釣り