東京湾の金アジを求めて、品川・中金からLTアジ・キスリレー船で出撃。LTアジ一本で勝負したいという気持ちもあるのだが、今年の東京湾のアジの釣果は今一つなので、最近ちょっと自信をつけつつあるシロギスでお土産確保のつもりだった。アジもキスも山あり谷あり、ゲストも豊富。
乗船は10名、うち6名は2人の女性を含む家族?と思われるグループ。「釣りに連れてけ、連れてけ」とうるさい子供2号も連れてきてあげればよかったかなぁとちょっと反省しつつ、中金丸はアジを狙って木更津沖へ。木更津沖にほかの釣船の姿はなく、増尾船長はギャンブルにでた?
アジ釣りは必ずアジと思われる群れの上に船を付ける。反応のよしあしはあるのだが、本来ならばコマセが効き始めると活性は上がってくる……はずなのだが、木更津沖は不発。コマセを数回撒いただけですぐに撤収し、次に向かったのは君津沖。ここも……不発で、今年の東京湾のアジはやっぱりダメなのかなぁ~と少し諦めモードに。
3つめのポイントは富津と横須賀のちょうど真ん中、東京湾のど真ん中といったポイント。遠くに観音崎沖のタチウオ船団が見える。ここでようやく1匹目のアジをゲット。でも小さい。しかもコマセに狂っているという感じではなく、小さくフワリとシャクった直後に魚信が集中する。リアクションバイトでポツリポツリという感じ。
コマセに反応しているとは言い難い活性だが、群れは船の下に居ついてくれた。でも、タナを上げるとサバ、タナを下げすぎるとイシモチが餌に飛びついてくる。アジはサバとイシモチの間の限られた層にいる。これらのゲストをなんとかかわしてお目当ての金アジを拾っていくという感じ。
頑張って、フワリと竿を動かすタイミングをいろいろ試行錯誤して、金アジを15匹ゲット。フライサイズが大半でお刺身サイズはいなかったが、最初の2ポイントでアジボウズも覚悟していたので、15匹も釣れれば十分。サバとイシモチはお刺身サイズでそれぞれ3匹ずつキープ。
後半は木更津沖9メートルのポイントに戻ってシロギス釣り。今年はどうやらシロギスが深場へと落ちていくのが早いようで、8月なのに9メートル。群れは小さく活性低くめ。いい場所に仕掛けが入ったときだけ散発的に魚信はでるが、食い込みが浅いらしく、アワセが難しい。餌を飲み込むということはほとんどなく、釣れても口に浅く針掛かりしているという状態。
中金でのシロギス釣りは2回連続で、ほぼ入れ食いの束釣りペースだったので、この日はシロギス釣りってこんなに難しかったっけ?と悩むことになる。シロギスは1日船なら束釣りできるかもと自信を付けつつあったのだが、単にいい日にあたっただけだったのかもと、自信喪失。
ところが終了1時間ほど前から急にシロギスの活性が上がる。釣果/魚信も6割以上好転し、2匹付けずに1匹ずつ仕掛けを回収するのはもったいない入れ食いモードに。終わってみれば、42匹のシロギスゲットと束釣りペースを達成していた。やっぱり今年中にシロギスの1日船に乗って束釣りを達成しとくかと思いなおすのであるから現金なものである。
より大きな地図で 2011-0-8-20 中金 LTアジ・シロギスリレー ? を表示
著者: へた釣り