昨年のGWにあまりの旨さに今年も食べようと意気込んで乗り込んだ宇佐美・治久丸のカイワリ五目。今年の海は春が遅れ気味と聞いていたとおり、カイワリはまだ大きな群れは入ってないようで、本命ボウズ。おまけにアジも「反応はあるんだけどなぁ~」ってことで残念な釣果に。
実は今年はカイワリまだだってことは釣果報告から気づいていた。でも、相模湾のデカアジ(平均30cm)でも十分楽しめるからいいやっと乗船。宇佐美港を出港した船は伊東沖へ……ではなく、宇佐美港のすぐ近く、大崎堤防と呼ばれるカゴ釣りのメジャーポイント沖で釣り始める。気合ばっちりでコマセをしゃくってタナを探って、
東京湾のLTアジ釣りで鍛えたいろんな誘いを実践するも……魚信は遠い。タナを底近くにすると魚信はあるのだが、釣れてくるのはベラばかり。32センチのアジを1匹釣るも後が続かない。
■水深100メートルまで攻めたけど……アジの活性低すぎるその後、船は南へ北へ。水深25メートルから100メートルまで、アジの群れを探して走り回ってくれるのだが……アジらしい魚信はほとんどない。ベラではなく、ヒメジ、ハナダイ、トラギスが釣れるようになっただけ。アジっぽい魚信も食いが浅くてなかなか針がかりしない。水面バレも……となかなかうまくいかない釣りになった。お供の子供1号はアジは1匹も釣れないけれど、なぜか32センチのメジナ、
25センチのカサゴというお土産をゲット。船長の口から「いい反応はあるんだけどなぁ~」。このセリフが出た日のアジ釣りは諦めるしかない。船長さんもお手上げってことだから。
なんとしてもカイワリを釣り(食べ)たいので、5月3日に再戦の予定。汐回りもよくなるし、アジだっていつまでもご機嫌斜めなわけがないから、次こそカイワリゲットをと祈っている。祈る以外に手はない。治久丸船長! 次こそお願い!!
より大きな地図で 2011/04/30/治久丸 カイワリ五目 を表示
■子供1号、人生初クロダイの野望はコッパメジナに阻まれる船が不完全燃焼だったので、午後から堤防へ。昨日へた釣りがクロダイを釣ったポイントへ、同じタックル、同じ仕掛けで子供1号がクロダイチャレンジ。どうやら子供1号の釣り合宿前夜の夢は「クロダイを5匹釣る」というものだったらしい。「パパは1匹も釣れなかったんだよ」と言うが……初日に釣ってるしw 小さな体で5.3メートルの磯竿を扱う姿はなかなか様にはなっている。
ただし、この日はコッパメジナの活性が高すぎて、うまくコマセで分離しなくてはクロダイ狙いは不可能。というわけで、コッパメジナの入れ食い。それでも魚が釣れれば楽しいようで、小さいわりには竿をしならせ抵抗してくれるコッパメジナの引きを楽しんでいたようであった。
著者: へた釣り